アホウドリ

読み : アホウドリ

アホウドリはミズナギドリ目アホウドリ科の鳥。
漢字では「阿呆鳥」「阿房鳥」「信天翁(しんてんおう)」、英語では「Phoebasria albatrus」
繁殖のために冬になると日本近海へとやってきて、鳥島や尖閣諸島などで確認されている。羽毛を目的とした乱獲により数が激減し、天然記念物・絶滅危惧種に指定されている。

アホウドリの由来

「アホウドリ」という誰が聞いてもかわいそうなこの名前はやっぱり「アホ」が由来となっている。

アホウドリは主に北太平洋に分布する鳥で、基本的に洋上での生活がほとんど。ソアリング飛行という優れた飛行能力を有しており、ほとんど羽ばたくこともなく長距離の移動が可能となっている。そのため繁殖期以外ではほとんど陸に降り立つことがなく、安全な地での生活が続くため警戒心に欠けている。また、体の大きな鳥であることから飛び立つまでには長い助走が必要で、歩行自体も得意ではない。

こういったことからアホウドリは簡単に捕まえることができてしまう。日本では羽毛を目的としてアホウドリを捕まえていたが、あまりに無警戒で簡単に捕まえられることから「阿呆」なのではないかということで「アホウドリ」と呼ばれるようになった。アホなわけではないのだが、あまりに飛行能力に特化して進化してしまったための悲劇とも言えるだろう。
参考:http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/45aeda44483f61f4d823d88d4f5d3888

アルバトロスの由来

ゴルフで基準の打数から3打少なくホールを終えることを「アルバトロス」というが、このアルバトロスはアホウドリの英名である。
アルバトロスを達成するためにはパー4を1打で終えるかパー5を2打で終える必要があり、どちらにしてもかなりの飛距離が必要となる。上述のようにアホウドリは長距離を飛行する能力に優れていたことがこの由来とされている。また、バーディ(小鳥)、イーグル(鷲)、アルバトロス(アホウドリ)というようにサイズの大きさ順で名付けられたという説もある。

アホウドリが絶滅危惧種となっておりなかなか見られないのと同じように、ゴルフにおけるアルバトロスもまたホールインワンよりも確率が低くなかなかお目にかかれない存在となっている。