Zeddの由来

Zedd

Zeddは、ロシア生まれドイツ育ちのDJ。ニューヨーク・タイムズ紙で「EDMの天才」と称されるなど、その才能は世界的に高く評価されている。

Zeddというアーティスト名は、本名のAnton Zaslavskiに由来する。

ドイツの中学校に通っていた時、同じAntonという名前のクラスメイトがいて、先生が「アントン」と呼んだ時にどちらも答えるということが度々あったそうだ。そこで、それぞれの名字の頭文字で区別することになり、彼はZaslavskiの頭文字「Z」をとって、「Zed」と呼ばれるようになった。

後にアーティス名を決めることになった時、「Zed」に「d」をひとつ加え、Zeddを名乗ることにしたそうだ。

※Zeddの本名は、ロシア語でАнто́н И́горевич Засла́вскийと書くのが正式。ロシア語では「З」が「z」にあたる。

Zeddは、『Forbes』が発表した「世界で最も稼いだDJランキング2018」にて、第6位にランクイン。2013年の年収は350万ドル（約4億円）であったが、5年で年収2,200万ドル（約25億円）を稼ぐまでに成長し、名実ともに世界のトップDJの仲間入りを果たした。

ビバリーヒルズ近郊にある、17億円もするというZeddの自宅が公開され、話題に。

イギリス出身の女性シンガーソングライター・Foxesをフィーチャーした楽曲『Clarity』は、第56回グラミー賞で「最優秀ダンス・レコーティング」を受賞。2019年のグラミー賞（第61回）では、Zedd,Maren Morris,Grey名義の『The Middle』が年間最優秀レコード/最優秀楽曲賞/最優秀ポップ・パフォーマンス賞（グループ／デュオ）の3部門にネート。