レルヒさん
読み : レルヒサン
レルヒさんは新潟県観光キャンペーンのキャラクター、ゆるキャラ
新潟県のスキー発祥100周年記念の観光キャンペーン用キャラクターとして誕生した
2011年のゆるキャラグランプリでは第10位にランクインした
レルヒさん
レルヒさんという名前は1910年にオーストリア=ハンガリー帝国から派遣された陸軍少将「テオドール・エードラー・フォン・レルヒ」の名前が由来である。交換将校として派遣されたレルヒ少佐であるが、日本陸軍が少佐のスキー技術に注目したことで新潟でスキーの指導を行った。2010年はレルヒ少佐が日本にスキーを持ち込んで100周年ということで記念事業が行われた。
この観光キャンペーンの際に新潟県ではコンペによってそのロゴマークとスローガンが決められたわけだが、その際にタカヨシという印刷会社の案が採用されたものである。タカヨシでは外注でデザイナーにキャラクターの作成を依頼、当時ゆるキャラブームが来ていたということもあり、ロゴマークではなくゆるキャラを作成しようということになった。そしてどうせつくるならインパクトがあって記憶に残るキャラにしたかったので単純に「カワイイ」キャラクターではなく、気持ち悪い表情になったとのこと。打ち合わせではひょっこりひょうたん島のドンガバチョみたいな表情に、という話もあったようである。
また、スキー発祥100周年ということで、キャラクターにスキーを滑らせるということも狙いの一つだったとしている。着ぐるみの制作もゲレンデでスキーを滑ることを想定して進められた。