BANDAI(バンダイ)
読み : バンダイ
BANDAI(バンダイ)は玩具・模型を中心に企画・販売する企業/メーカー。
1950年に創業者・山科直治が東京都台東区浅草菊屋橋でセルロイド製玩具などを販売する(株)萬代屋を設立。1961年に現在のバンダイに改名。1997年には経営不振からセガとの合併構想があったが、たまごっちのヒットや社内の反発が強かったことから実現しなかった。2005年にゲームメーカーのナムコと共同で持株会社・バンダイナムコホールディングスを設立。セガバンダイの際は反発があったが、バンダイナムコに対する反発はほぼなかった。
1996年に発売した「たまごっち」は大ヒットし社会現象とまでなり記録的に売り上げを伸ばしたが、終息期を見誤り大量に在庫を抱え1998年に大赤字を記録。
(ちなみにたまごっちという名前の由来は「たまご」と「ウォッチ(時計)」)
アップルとバンダイが共同で開発したゲーム機「ピピンアットマーク」は日本では「たまごっち」と同年に発売されたが、ハイスペックだが高価だったため4万2千台しか売れず赤字を抱え込んで翌年に撤退。
バンダイの由来・意味
バンダイの社名の由来は”永遠に変わらない“ことを意味する「萬代不易(ばんだいふえき)」。”いつの世でも人びとの心を満たす商品を作り、やむことのない企業の発展を願う“という想いを込めて名付けられた。「萬代不易」は中国の7つの兵法書「武経七書(ぶけいしちしょ)」のひとつ「六韜(りくとう)」に登場する言葉。