ジョジョの奇妙な冒険元ネタまとめ第6部
読み : ジョジョマトメ
【目次】
空条徐倫の元ネタ
徐倫(ジョリーン)はアメリカの女性カントリーシンガードリー・パートンの楽曲から
同名の「ジョリーン」というタイトルの曲であり、
サビの部分ではジョリーンを連呼している。
この曲はオリビア・ニュートン・ジョンがカバーしていることでも知られており、
日本ではむしろそっちの方が有名かも。
ドリー・パートンと聞いてもピンと来ない人は多いかもしれませんが、
ホイットニー・ヒューストンがカバーした「オールウェイズ・ラブ・ユー」
いわゆる「えんだああああああ」の原曲がこのドリーの曲なのです。
ぜひ一度聞いてみて下さい。
ストーン・フリーの元ネタ
空条徐倫のスタンド、ストーン・フリー
これはジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのデビューシングルのB面であり、
ジミヘンの代表曲の一つとしても知られています。
エルメェス・コステロの由来
『エルメェス』はフランスのファッションブランド『エルメス』から
『コステロ』はイングランドのミュージシャン『エルヴィス・コステロ』から。
本名はデクラン・パトリック・アロイシャス・マクマナスであり、
エルヴィス・プレスリーと祖母の旧姓コステロからエルヴィス・コステロという芸名にした。
エルヴィス・コステロというと日本ではポール・マッカートニーとの共作で、
フジテレビ系『とくダネ!』の主題歌「Veronica」が有名か。
おざま〜す!
キッスの由来
スタンドのキッスは同名のバンドKISS
アメリカで1973年に結成されたグラムメタルバンド。
特徴的なビジュアルで知られており、
様々なパロディーやオマージュを生んでいる。
例えば魁!!クロマティ高校の四天王なんかもそうですね。
代表曲『デトロイト・ロック・シティ』はマンガ『デトロイト・メタル・シティ』の元でもあります。
KISSのベーシストジーン・シモンズはDMCの映画にも出演しました。
フー・ファイターズの元ネタ
元ネタはアメリカのロックバンド『Foo Fighters』
Foo Fightersは元ニルヴァーナのドラマーだったデイヴ・グロールが結成したバンド。
1995年にデビューしたが、当初はバンドというよりもデイヴのソロ状態、
1stアルバムは一人で全パートをこなしてみせた。
バンドとしてもグラミー賞を11度も受賞している。
日本では略して「フーファイ」と呼ばれることも多い。
ウェザー・リポートの元ネタ
元ネタはジャズ・フュージョングループの『WEATHER REPORT』
マイルス・デイヴィスグループに在籍していたウェイン・ショーターと、
ジョー・ザヴィヌルが中心となって1971に結成した。
ベーシストのジャコ・パストリアスが在籍していたこともある。
ヘビー・ウェザーの元ネタ
ウェザー・リポートが記憶を取り戻した後の能力である『ヘビー・ウェザー』
これはサブリミナル映像を作り出し、人をカタツムリに変えるという能力だが、
これはバンドが1977年発売し、最高傑作との呼び声も高い7枚目のアルバムタイトルから。
なぜカタツムリなのかというと、
プッチ神父の能力であるホワイトスネイクの蛇、
そしてウェザー・リポートのカエルを降らすという能力
と併せ、蛇、蛙、蝸牛のいわゆる3竦みになっていると考えられる。
ナルシソ・アナスイの元ネタ
『ナルシソ』はアメリカのファッションブランド『ナルシソ・ロドリゲス』
『アナスイ』も同じくアメリカのファッションブランド『ANNA SUI(アナスイ)』
どちらもブランド名であり、そのデザイナーの名前でもある。
ダイバー・ダウンの元ネタ
スタンド名のダイバー・ダウンは、
アメリカのロックバンド、VAN HALENの5thアルバム『Diver Down』から。
1982年に発売されたアルバムで12曲中5曲がカバー曲となっている。
グェスの由来
グェスの名前はアメリカのファッションブランド『GUESS』から
ブランド名は『GUESS』で「ゲス」と読み、グェスとは読みが違う。
第六部はファッションブランドが由来のキャラが多い。
グーグー・ドールズの元ネタ
スタンド名のグーグー・ドールズはアメリカンのロックバンド『The Goo Goo Dolls』から
ジョンガリ・Aの由来
名前の由来はイギリスのファッションデザイナー『ジョン・ガリアーノ』
クリスチャン・ディオールのデザイナーを務めたが、2011年人種差別発言によって解任、さらに自身のブランド『John Galliano』までも解任される。
マンハッタン・トランスファーの元ネタ
スタンド名はアメリカのコーラス・グループ『The Manhattan Transfer』から
「トワイライトゾーン」やウェザー・リポートのカバー「バードランド」など10度もグラミー賞を獲得している。
サントリーのCMにも出演しており、日本でも頻繁に来日公演を行なっている。
サンダー・マックイイーンの由来
名前の由来はイギリスのファッションデザイナー『アレキサンダー・マックイーン』から
ビョークやレディー・ガガなどの顧客がおり、ビョークのアルバム『ホモジェニック』のジャケットの奇抜な衣装も彼のデザインだった。
2010年に自宅で亡くなっているのが発見される。自殺であったとの発表はされていないが、当時ファッション界で自殺者が多かったことから同様に語られることもある。
皮肉なことに自殺キャラであるサンダー・マックイイーンのモデルが自殺?してしまったということになる。ストーンオーシャンが始まったのは2000年であり、当然アレキサンダー・マックイーンがこのような死を遂げるとは想像もしていなかったであろう。
ハイウェイ・トゥ・ヘルの元ネタ
スタンド名はオーストラリアのハードロックバンドAC/DCのアルバム『Highway to Hell』
日本語に訳せば「地獄へのハイウェイ」だが、このアルバム発表の翌年に当時のボーカルだったボン・スコットが急死している。
ミラションの由来
ミラションの名前はファッションデザイナー『ミラ・ショーン』及びそのブランド名から
マリリン・マンソンの元ネタ
スタンド名はアメリカのロックバンド『Marilyn Manson』及びそのヴォーカリストの名前から
独特のヴィジュアルとパフォーマンス、反キリスト教のメッセージが強い歌詞が特徴的。
マリリン・マンソンという名前はマリリン・モンローとカルト教団の教祖チャールズ・マンソンから。
ラングラ・ラングラーの由来
名前の由来は『ラングラー(Wrangler)』というジーンズブランドから
ラングラーはリーバイス、リーと並ぶアメリカの3大ジーンズブランドの一つとされている。
ジャンピン・ジャック・フラッシュの元ネタ
スタンド名の元ネタはローリング・ストーンズの楽曲『Jumpin’ Jack Flash』
ウーピー・ゴールドバーグ主演の同名の映画主題歌ともなっている。
1968年発表のシングルでイギリスで1位、アメリカでは最高3位を記録した。
多くのミュージシャンにカバーされている。
スポーツ・マックスの由来
名前の由来はイタリアのファッションブランド『マックスマーラ(Max Mara)』の持つブランドの一つ『スポーツマックス(Sportmax)』から。
ブランド名だけ聞くとスポーツウェアのブランドと思いきや、スポーツとは全然関係無い。
リンプ・ビズキットの元ネタ
スタンド名の元ネタは同名のバンド『リンプ・ビズキット(Limp Bizkit)』から
ヘヴィーロック、ハードコア、ヒップホップを融合したラップコアというジャンルに分類され、2ndアルバム『Significant Other』3rdアルバム『Chocolate Starfish And The Hot Dog Flavored Water』はどちらも全米初登場1位を記録するなど多くのヒットを飛ばしている。
特にギタリストウェス・ボーランドのリフやパフォーマンスに対する評価が高いが、ウェスは脱退と復帰を繰り返している。
エンリコ・プッチの由来
プッチ神父の名前の由来はイタリア出身のファッションデザイナー「エミリオ・プッチ」と、同じくイタリアのファッションデザイナー「エンリコ・コベリ」どちらもデザイナーの名前でありブランド名でもある。
ホワイトスネイクの元ネタ
プッチ神父のスタンド・ホワイトスネイクはイギリスのヘヴィメタル・バンド『ホワイトスネイク(Whitesnake)』
元ディープ・パープルのデイヴィッド・カヴァデールを中心に結成された。カバヴァデールが常にバンドの中心であり、他のメンバーはサポートメンバー的な存在でカヴァデールのソロプロジェクトのようなバンド。
ホワイトスネイクが進化した「シー・ムーン」はポール・マッカートニーによって結成されたバンド・ウイングスの『C Moon』という曲が由来。
さらに進化した完成形のスタンド「メイド・イン・ヘブン」はフレディー・マーキュリーのソロアルバムに収録された『Made in Heaven』という曲から。そしてこのスタンドは連載時は「ステアウェイ・トゥ・ヘブン(天国への階段)』という名称だったが、こちらはレッド・ツェッペリンの同名の代表曲から。誰でも聞いたことのある超有名曲である。
州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所の由来
「グリーン・ドルフィン・ストリート」は1947年のハリウッド映画の主題歌『On Green Dolphin Street』が由来。ジャズのスタンダード曲となっており、数多くのアーティストに演奏されている。映画タイトルも『Green Dolphin Street』なのだが邦題は『大地は怒る』となっている。