Daft Punk
読み : ダフト・パンク / ダフトパンク
Daft Punk(ダフト・パンク)はフランス出身のハウス/エレクトロユニット。
メンバーはトーマ・バンガルテルとギ=マニュエル・ド・オメン=クリスト。
2人はライブやPVなどではフルフェイスのマスクを被っており素顔は公開されていない。
金色のマスクがトーマ、銀色のマスクがマニュエル。
1999年9月9日9時9分にコンピューターがバグを起こし機材が爆発する事故に遭って重症を負ったため、サイボーグになったそうだ。
![ランダム・アクセス・メモリーズ](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/31Yse56V4IL._AA200_.jpg)
Daft Punkの由来・意味
Daft Punkというユニット名は前身ユニットのあるエピソードに由来する。
Daft Punkは元々Darlin’(ダーリン)というパンクロックのユニットとして活動しており、1993年にコンピレーション・アルバム『Shimmies In Super 8』に参加しDarlin’の『Cindy So Loud』とThe Beach Boysのカバー曲『Darlin’』が収録された。
『Cindy So Loud』を聴いたイギリスの音楽誌「Melody Maker(メロディーメーカー)」は紙面で「a daft punky thrash」と酷評。「daft punk」は「マヌケなパンク」という意味(”thrash”は”のたうち回る”の意)であるが、2人はこれを気に入りユニット名にした。その後、パンクロックからハウス/エレクトロへと音楽の路線を変更。
エレクトロユニットなのにPunk(パンク)と付いているのはこうした由来があるため。
ちなみにThe Beach Boysのカバー曲『Darlin’』も「a bizarre fuzz guitar(奇怪なファズギター)」と酷評された。
※『Shimmies In Super 8』はStereolab(ステレオラブ)、Huggy Bear (ヒユージーベアー)、Colm(コルム) らが参加した7インチのアナログのレコード。『Shimmies In Super 8』はStereolabのレーベル・Duophonic Recordsからリリースされた。
「a daft punky thrash」と酷評された『Cindy So Loud』
![Shimmies In Super 8](https://moto-neta.com/wp/wp-content/uploads/Shimmies-In-Super-8.png)
こちらが「Melody Maker」の実際の紙面。左下の中段あたりにDarlin’のレビューが記載されている。
※クリックで拡大(YouTubeがかぶる時はスクロールして再度クリックしてみてください)
松本零士とのコラボレーション
Daft Punkの2人はマンガ家の松本零士の大ファンであり、大ヒットを記録した『One More Time』のビデオ・クリップを松本零士が手がけ、アニメーション映画『インターステラ5555:THE 5TORY OF THE 5ECRET 5TAR 5YSTEM』でもコラボレーション。『インターステラ5555~』はDaft Punkの2ndアルバム『Discovery』の楽曲で構成され、アニメーションを松本零士が手がけている。
『インターステラ5555~』にはセリフがないがストーリーが設定されており、楽曲に合わせてストーリーが進行していく。
簡単に解説すると太陽系外の惑星に住む青い肌をしたロック・バンドのメンバー4人がダークウッド伯爵に拉致され地球に連れてこられ、THE CRESCENDOLLS(ザ・クレッシェンドールズ)としてデビューさせられてしまう。バンドは地球で成功を収めるが、ダークウッドは地球と宇宙を支配する力を得ようと企んでいる、というストーリー。
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/21YCELNdvDL.jpg)
『One More Time』