シービーはどこだ!?

読み : シービーハドコダ

「シービーはどこだ!?」は競馬関連、ゲーム関連の話題で使われるフレーズ。主にコーエーから発売されているウイニングポストシリーズの話題で用いられる。

シービーはどこだ!?の元ネタ

このフレーズはコーエーテクモゲームスから発売されている競馬シミュレーションゲーム『ウイニングポスト7』のムービーが元ネタとなっている。

このウイニングポスト7では史実に沿ってゲームを進めることができ、過去の名馬なども当然登場する。毎年その年が始まる前にどんな年だったのかを軽くおさらいするため時代を代表する名馬のムービーが紹介されるわけだが、ゲームを最初からスタートすると1984年開始となり、最初のムービーが流れることとなる。

そしてこの1984年のムービーというのが前年1983年にクラシック三冠を制したミスターシービーのムービーであり、その最初の一言が「シービーはどこだ!?」なのである。つまり、ウイニングポスト7はゲームを始める度に毎回この「シービーはどこだ!?」というナレーションを聞くこととなる。しかもムービーはスキップできないため避けることはできないのである。毎回ゲームを始める度に「どこだ!?」なんて言われるものだから、「どこだよ」「またシービーがいなくなった」と突っ込みたくなる人が続出。ゲームを最初から始めることを「シービーを探す」と表現することもある。

このフレーズが何かと使われるのにはもう一つ理由がある。それはこの『ウイニングポスト7』というゲームがいつまでたっても変わらない、ということである。

というのもウイニングポスト7が最初に発売されたのは2004年。最初はWindows版として発売され、翌年にPS2版、そしてWindows版のPK(パワーアップキット)が発売された。さらに2006年にはPS2版の「ウイニングポスト7・マキシマム2006」が発売される。このあたりまでならまだコーエイお得意のPK商法(完全版商法・決定版商法のようなもの)だと言えるのだが、『ウイニングポスト7』はその後もマキシマム2007、2008、2009、2010と毎年馬のデータを変えただけで出し続けたのである。登場する馬が変わっても歴史は変わらないので、やはり毎回シービーがどこかに行ってしまうのである。

2011年にはついにデータを変えたバージョンも発売されず、さすがに『ウイニングポスト8』を作っているのか?なんて思ったのもつかの間、2012年には当然のように『ウイニングポスト7・2012』が発売、そして2013年にもやはり同じように『(略)2013』が発売された。現状他にまともな競馬シミュレーションゲームというのがなく、競馬ファンならウイニングポスト7をプレイせざるを得ない。つまり毎回ムービーを見なくてはいけない。そういうわけで、毎年『20●●』の発売が発表される度に「またシービーがいなくなるのか」と新作が出ないことを揶揄されるのである。

《ウイニングポスト7の発売履歴》
2004年12月16日 【Win】
2005年8月25日 【PS2】
2005年12月15日 【Win・PK】
2006年1月27日 【Win・PK(修正版)】
2006年3月16日 【PS2・マキシマム2006】
2006年10月6日 【Win・ソースネクスト版】
2007年3月29日 【PS2・マキシマム2007】
2007年3月29日 【PS3・マキシマム2007】
2007年7月5日 【PS2・KOEI The Best】
2007年7月27日 【Win・PK ソースネクスト版】
2008年2月15日 【Win・マキシマム2008】
2008年3月13日 【PS2・マキシマム2008】
2008年3月13日 【PS3・マキシマム2008】
2008年3月13日 【Wii・マキシマム2008】
2009年10月1日 【PSP・2009】
2010年8月27日 【Win・2010】
2010年9月22日 【PS3・2010】
2010年9月22日 【PSP・2010】
2012年2月17日 【Win・2012】
2012年3月15日 【PS3・2012】
2012年3月15日 【PSP・2012】
2013年2月15日 【Win・2013】
2013年3月14日 【PS3・2013】
2013年3月14日 【PSP・2013】

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