Kalafina

読み : カラフィナ

Kalafinaはプロデューサーの梶浦由記が立ち上げた女性3人組のユニット。
劇場版アニメ『空の境界』の主題歌プロジェクトとして立ち上げられた。
『黒執事』『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』『劇場版 イヴの時間』『黒執事II』『Fate/Zero』『魔法少女まどか☆マギカ』など、アニメのタイアップが多く楽曲の評判は高い。

梶浦由記の独特なサウンド・世界観は「梶原サウンド」と評され、独自の造語を用いた歌詞は自ら「梶浦語」と称している。英語ではないどこかの異国の言葉に聴こえる言葉は梶浦由記による造語。

Kalafinaの由来・意味

Kalafinaの由来は「神に背く者」を意味するルーマニアの古語「Anifalak」。「Anifalak」を逆さに読むと「Kalafina」になる。梶浦由記が自身のツイッターで由来をツイートしている。あるインタビューでWakanaは「特に意味を持たない言葉で響きを大切にしてつくって頂きました」と語っている。「f (フォルテ)」が真ん中に来るバランスが好きだそう。

【追記】4月1日のエイプリルフールにツイートされているため、「Anifalak」自体が梶浦語である。Kalafinaは響きの良さから決めたということだが、ルーマニアの古語が由来~というのもひとつのファンタジーとしてとらえるのもアリかもしれない。


魔法少女まどか☆マギカ』エンディングテーマ『Magia』。「Magia」はラテン語で「魔法」を意味する。梶浦由記が脚本を読んで書いたため、曲の雰囲気・歌詞の内容は作品の世界観が反映されている。

『Magia』収録アルバム『After Eden』

『storia』はNHKの番組『歴史秘話ヒストリア』のOP曲『Historia:opening theme』のセルフカバーバージョン。オリジナルは梶浦語で歌われているが、歌詞は日本語化されている箇所が多い。「Historia」はラテン語で「歴史」を意味し、「Storia」はイタリア語で「物語」を意味する。

アニメ『黒執事』エンディングテーマ曲『Lacrimosa』。「Lacrimosa」はイタリア語で「涙ぐむ」という意味があり、モーツァルトのミサ曲『レクイエム』の第8曲「Lacrimosa」では「涙の日」と訳されている。

『storia』『Lacrimosa』収録アルバム『『Red Moon』
Red Moon

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