すぎうちくんもはんおそう
読み : スギウチクンモハンオソウ
「すぎうちくんもはんおそう」はプロ野球の契約更改の時期などによく用いられるフレーズ。
すぎうちくんもはんおそうの元ネタ
これはヤクルトスワローズのマスコットキャラクター・つば九郎の発言である。
最近ではこういったマスコットキャラクターが年末になると契約更改をするという話題が風物詩になっているが、つば九郎が2010年オフに行った契約更改での言葉がこれ。
前年オフには年俸2,896円+出来高と「ヤクルト飲み放題」で契約をしたつば九郎。このオフには8,960円で契約更改。本人は1万円の大台超えを狙ったが、イベントで子供やつばみを泣かせたこと、ペンギンに間違えられたことなどがマイナスとなって大台には届かなかった。しかし前年からの大幅増にサインしたつば九郎は「らいきがんばる。すぎうちくんも はんおそう」と発言してサインした。
「すぎうちくん」というのは当時ソフトバンクホークスに所属していた杉内俊哉投手のこと。杉内はこのオフの契約更改で「携帯電話害者と同じですよ。新規加入の人には優しくて既存の人はそのまま」と更改をゴネていた。そんな杉内をいじったのがつば九郎の「すぎうちくんもはんおそう」というわけ。一応漢字で書くと「杉内君も判押そう」となる。
他球団の選手までネタにするという、畜生ペンギンらしい発言と言える。ちなみにこの翌年も「しゅうしんけいやくも」とFA宣言をして巨人との交渉での杉内の発言をネタにしていた。