X-GUN

読み : バツグン

X-GUNは、ホリプロコム所属のお笑いコンビ。読み方は「バツグン」。ボケの西尾秀隆と、ツッコミのさがね正裕で1990年に結成。

ボキャブラ天国では「アジアの超特急」というキャッチコピーが付けられていた。両手をクロスし『✕』を作り「バッツ」、拳を突き上げ「グーン!!」と言う決めポーズはアニマル梯団のコアラが考案したもの。

X-GUNのコンビ名の由来

「X-GUN」というコンビ名は、西尾が好きだったというコミックバンド・おかげ様ブラザーズが、1987年に発売したファーストアルバム『ばつぐん(X-GUN)』を由来としている。

ばつぐん

西尾はおかげ様ブラザーズのライブに足を運ぶこともあったというほどのファンで、コンビを結成する以前から、コンビを組んだ際には「X-GUN」をコンビ名にしたいと考えていたという。

コンビ結成後にネタ見せをする機会があり、コンビ名を書かなければならないとなった時に西尾が「X-GUN」を提案、さがねはその由来はわからなかったが格好良いと感じ、「それにしよう」となって決まったという。

ちなみに、おかげ様ブラザーズのアルバム名はレコーディングの際にプロデューサーがことあるごとに「抜群」と言っていたことから名付けたそうだ。

参考:おかげ様ブラザーズ | Web Radio 第六十話『X-GUNが来た!前編』

「丁半コロコロ」への改名

長らく「X-GUN」として活動してきたが、『ボキャブラ天国』の終了以降は仕事が激減し低迷の時期が続いた。

そんな中、2006年にテレビ朝日で放送された細木数子のスペシャル番組で、コンビ名を改名することに。その後TBSの『ズバリ言うわよ!』で「丁半コロコロ」へと改名された。

改名直後、西尾は自身のブログで「ちょっと寂しい感じがしたな。ちょっとだけね。」「X-GUNさようなら」と想いを綴っている。
参考:X-GUNから丁半コロコロへ – ニッチャメンの我道行願~我が道を行きたい。

しかし、丁半コロコロと改名してから仕事が増えたかというとそう簡単にはいかず、改名からわずか2年後の2008年、『タモリのボキャブラ天国 第復活スペシャル』の放送でコンビ名を「X-GUN」に戻すことを発表し再改名した。

「X-GUN」というコンビ名は、2017年放送の水曜日のダウンタウンでダサいコンビ名2位に選ばれた。

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