スズキ・車名由来まとめ

読み : スズキシャメイユライマトメ

スズキ・車名由来まとめ一覧
MRワゴン
SX4
アルトラパン
エスクード
エリオ
カルタス
ケイ(Kei)
ジムニー
スイフト
スプラッシュ
セルボ
ソリオ
パレット
ワゴンR
AUTO GRAFFITI SCENE AMU Z SUZUKI エンブレム(S)

MRワゴンの由来

MRワゴンはスズキの軽トールワゴン。初代は卵型のフォルムだったがその後普通のスタイルに変更。女性や若者をターゲットとしており、テレビCMではきゃりーぱみゅぱみゅとムーミンのキャラクター・ミイが「100%の歌」で踊っている。2002年から日産にOEM供給され「モコ」として販売されている。

1999年の東京モーターショーにコンセプトカーとして出品された際に「MRワゴン」という名称が付けられた。このMRは「ミッドシップエンジン・リアドライブ」というエンジンを後輪の間に置いたレイアウトを表しているものだったが、実際に販売される際にはFFレイアウトへと変更されたしまった。しかし名称は「MRワゴン」のままであり、「MR」には『Magical Relax』という後付の意味が付け加えられた。これは信じられないほどの広さとゆとりを持ったクルマであることを表している。

SX4の由来

SX4はスズキのクロスオーバーSUVおよびセダン車。スポーツコンパクトの走りとSUVの機動性を融合させた「スポーツクロスオーバーハッチバック」としてイタリアのフィアットと共同で開発され、2006年3月に欧州で発売、同年7月に国内でも発売が開始された。エリオの後継車種となっている。2007年にはラリーカーとしてWRC(世界ラリー選手権)へ参戦した。

「SX4」は「Sport- X-over 4wheel(4season)」の頭文字をつなげたもの。
「S」は「スポーツ(Sport、Sporty)」
「X」は「スポーツコンパクトカーの革新」と「SUVの伝統」のクロスオーバー
「4」はスズキが得意とする「4WD」と春夏秋冬の「4シーズン」いつでも楽しめるという意味

アルトラパン(ALTO Lapin)の由来

アルトラパン(ALTO Lapin)はスズキの軽自動車。同社の主力車種である「アルト」をベースにスローライフをコンセプトとして作られており、ゆったりと過ごしやすいデザインとなっている。女性をターゲットとしたデザインで、実際に女性からの人気が高い。マツダにOEM提供され「スピアーノ」として販売された。

「アルト(ALTO)」はイタリア語で「優れた」という意味。
「ラパン(Lapin)」はフランス語で「ウサギ」を意味している。メインターゲットである女性を意識したかわいいデザインにマッチし、響きも良いということで命名された。車体前後のエンブレムにもうさぎがデザインされている。

エスクード(ESCUDE)の由来

エスクード(ESCUDE)スズキのSUV車。1988年に発売され、本格的なオフロード性能を持つSUV車としてライトクロカンというジャンルを築きあげた。北米では「サイドキック」、欧州ではビターラ等といった名前え販売された。

「ESCUDE」とはかつてスペインやスペイン語圏内の中南米諸国、ポルトガル等で使用されていた通貨単位の名称。古スペイン高価のイメージと、そうした時代の男のロマン・冒険心などの雰囲気を重ねてイメージされた名前。また「Escude」はポルトガル語で「」という意味も持っている。そういう意味でも高い堅牢性を持つ車にはふさわしい名前かもしれない。
ちなみに、現在この通貨はカーボベルデ共和国で使用されている。どこだよ。

1996年までは5ドア車が「エスクード・ノマド」という名称だったが、「ノマド(NOMADE)」はラテン語で「遊牧民」を意味する。

エリオ(AERIO)の由来

エリオ(AERIO)はかつてスズキが製造・販売していた乗用車。2001年にカルタスの後継車としてミニバンの居住性とワゴンの使い勝手の良さを組み合わせた発売された。4ドアのセダン車、5ドアのハッチバック車が販売されていたが、2006年ハッチバックが廃止、翌2007年にはセダンも廃止された。SX4が後継車となっている。欧州では「リアーナ(LIANA)」として販売された。

「AERIO」というのは英語で「空気」を意味する「Air」とスペイン語で「」を意味する「Rio」を組み合わせた造語である。広々した居住空間と流れるようなスムーズな走りをイメージして命名された。
欧州での名称である「LIANA」は「Life In A New Age」の略である。

エリオ

画像:Wikipedia

カルタス(Cultus)の由来

カルタス(Cultus)はスズキがかつて製造・販売していた小型乗用車。1983年にアメリカのGM(ゼネラル・モーターズ)と共同開発して発売された。アルト等の軽自動車用コンポーネンツを用いることでコストを下げており、価格が安く燃費も良いということでパトカーとしてもよく使われていた。海外では「スイフト」の名称で販売されていた。商用モデルの「カルタスバン」はいすゞ自動車にOEM供給され「ジェミネット」という名称で販売された。

「カルタス」というのは「崇拝」という意味を持つラテン語が語源の英語「CULT」が由来。この「CULT」は「文化」という意味の「Culture」につながる接頭辞であり、文化や教養にも関係すする。「思想のあるクルマは文化」という主張と「クルマ文化への貢献」といった願いが込められた名前となっている。

カルタス

ケイ(Kei)の由来

ケイ(Kei)はスズキがかつて製造・販売していた軽自動車。1998年に軽自動車の規格が改定された際に新規格のモデルとして発売された。2009年に生産終了。マツダにOEM供給され「ラピュタ」として販売されていた。

「ケイ」は「軽自動車」の「軽」であり、新企画のモデルとしてこれからの軽自動車のスタンダードになるという意味を込めて名付けられた。非常にシンプルなネーミングだ。

ケイ(Kei)

ジムニー(Jimny)の由来

ジムニー(Jimny)は1970年に軽自動車初の本格四輪駆動オフロード車として発売開始。小型で軽量の4WD車である。軽自動車だけでなく普通車登録のジムニーも発売されている。北米で輸出されていたこともあり、「サムライ(samurai)」という名称で販売されていた。マツダへOEM提供され「AZ-オフロード」という名前で販売されている。

「Jimny」とは「ジープ(Jeep)」と「ミニ(mini)」を組み合わせて作られた造語であり、発音のしやすさと覚えやすさから作られた名前である。

ちなみに、ギャバンやシャリバンといった宇宙刑事シリーズではシリーズを通して主人公の愛車にジムニーが使われていた。

スイフト(SWIFT)の由来

スイフト(SWIFT)は2000年に同社の軽自動車Keiと同じパーツを用い、大型化した形で発売さ開始。2002年には最低価格が79万円となり、テレビCMなどでは「泣く子も黙る79万円」というフレーズが使われた。室内が広く燃費が良いなどの理由からパトカーとしても使用されている。
海外でも発売されているが初代は欧州で「イグニス」として販売され、2台目はスイフトとなっている。また、「カルタス」が「スイフト」という名称で販売されていたこともある。

「swift」は「軽快、快速」という意味を持つ英語である。スポーティなコンパクトカーの実現に向けて名付けられたという。
「スイフト」という名称はその「軽快、快速」という意味から他にもJR東日本の通勤快速列車の愛称、オーストラリアの高速輸送船、イギリスのジェット戦闘機、また競走馬の名前として「スイフトスワロー」や「サニースイフト(二冠馬サニーブライアンの母)」などにも使われている。

スプラッシュ(SPLASH)の由来

スプラッシュ(SPLASH)はスズキの小型乗用車。製造はハンガリーのマジャールスズキ社で行われており2008年に欧州で発売された後、日本でも輸入販売が開始された。海外においてはドイツ・イギリスで「アギーラ」、インドでは「リッツ」として販売されている。

「Splash」は英語で「水がはねる、飛散る」という意味を持つ。スプラッシュとの毎日がみずみずしく新鮮であって欲しいという願いから命名。

スプラッシュ

セルボ(CERVO)の由来

セルボ(CERVO)はかつてスズキ自動車が製造・販売していた軽自動車。フロンテクーペの後継車種として1977年に発売された。フロンテクーペはミニ・スポーツがコンセプトだったが、セルボは女性をターゲットとしてパーソナルクーペとなっている。発売当時としては珍しかったRR駆動のエンジンを搭載したことでも話題となった。2009年12月に生産を終了している。

「CERVO」はイタリア語で「牡鹿」という意味。流れるような気品あふれるスタイルと軽快な躍動感からを持つ牡鹿の華麗さをイメージした命名。

ソリオ(SOLIO)の由来

ソリオ(SOLIO)はスズキのトールワゴン車。同社のワゴンRの拡幅版としてパーツを共有、プラットフォームは新設計して開発され、1997年に「ワゴンRワイド」として発売。1999年にフルモデルチェンジされ2000年の一部改良と共に「ワゴンRソリオ」となった。2012年には専用デザインの派生モデル「ソリオ・バンディット」を発売した。

「SOLIO」はスペイン語で「玉座(王座)、王権」を意味している。
派生車種の「バンディット」は英語で「山賊」や「悪党」という意味。

パレット(PALETTE)の由来

パレット(PALETTE)は2008年にダイハツ・タントの対向車として発売されたトール型ワゴン車。日産とマツダにOEM提供しており、それぞれルークス、フレアワゴンとして販売されている。

パレットは絵画を描く際に使用する調色板であるパレットが由来となっている。絵の具がパレットの上で多彩な色を生み出すように「様々なライフスタイルを楽しむことができる車」という意味がある。
派生モデルである「パレットSW」の「SW」は「Super Wagon」の略である。

パレット

画像:Wikipedia

ワゴンRの由来

ワゴンRは1993年に発売され、軽自動車でありながら高い車高と広い車内にすることで軽自動車の代表的な存在となった。派生車種としてソリオやオペル・アギーラ等がある。また、マツダにOEM提供され「AZ-ワゴン」「フレア」として販売される。

ワゴンRの「R」は「Revolution(革新)」と「Relaxation(くつろぎ)」の二つの頭文字から採られたもの。「軽自動車の新しい流れを作る新カテゴリーのクルマ」「生活にゆとりを与えるクルマ」という2つの意味が込められている。ただこれは後付であり、「セダンもあるけど、ワゴンも【ある】→【あーる】」というダジャレから付けられたという。

2007年に発売されたバリエーションモデルの「ワゴンR・スティングレー」は英語で「刺激」を意味する「Sting」と「光線」を意味する「Ray」を組み合わせたもので、「夜の闇を切り裂いて放たれたような光線」をイメージしているという。また「Stingray」は直訳すると「赤エイ」という意味もある。