キャベツ(夜明け前より瑠璃色な)

読み : キャベツ

キャベツには2つの意味がある。本稿では2のキャベツについて解説する。

1.アブラナ科アブラナ属の多年草で緑色した丸いアイツ
2.テレビアニメ版『夜明け前より瑠璃色な 〜Crescent Love〜』を指す言葉

キャベツ

キャベツはテレビアニメ版『夜明け前より瑠璃色な 〜Crescent Love〜』を指す言葉として使われるが、なぜ本アニメがキャベツと呼ばれるのか?

それは、本アニメの第2話からいわゆる作画崩壊が始まり、第3話で問題の「キャベツ」のシーンが登場したからである。

第3話「お姫様 料理対決!!」で本作のヒロインであるフィーナがキャベツを千切りにするシーンが登場するのだが、そのキャベツの作画があまりにもひどく、ただの丸い黄緑色のボールにしか見えなかった。このことから同エピソード、および本アニメ自体を指してキャベツと呼ばれるようになったのである。

さらにその後、千切りにしたと思われるキャベツを盛った料理が出てくるのだが、どう見てもレタスか小松菜にしか見えない。キャベツは一体どこに行ったのか・・・

アニメの作画崩壊を指す同義語としてシュラってる、ヤシガニ、ムサシなどがある。

こちらが問題のキャベツ。どう見ても黄緑色のボールにしか見えない。もしくはメロン。スパーンとキャベツを真っ二つに切った後の作画もひどい・・・

フィーナだけでなく、菜月が切るキャベツと思われる物体ももはやキャベツではない。

問題のシーンは「キャベツ問題」として取り上げられ、製作元のバンダイビジュアルが美少女キャラクター雑誌『メガミマガジン』の2007年1月号誌上にて、謝罪文を掲載し正式に謝罪した。

テレビアニメ版『夜明け前より瑠璃色な』はキャベツがあまりにも印象的でそちらに目がいってしまうが、第2話以降、ヒロインの顔が崩れるなど全体的な作画クオリティが低下している。


2018/10/19 追記

『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』の作画が危ういと話題に

2018年10月より放送を開始したラノベ原作のアニメ『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』。本作は1話目から作画が不安定で、キャベツの二の舞になるのではと懸念の声が上がっている。

1話から作画は危かったのだが、2話でさらに悪化。作画が気になって内容が頭に入ってこないという声も。

作画崩壊で顔が溶けたように見えるシーン。『SHIROBAKO』の作中アニメ『ぷるんぷるん天国』はネタとして顔が溶ける作画崩壊があったが、本作で現実になってしまったのか…。
ぷるんぷるん天国の元ネタ

原作の表紙絵と比べると、別人?と思ってしまうレベル。

さらに、主人公の妹でヒロインでもある涼花の持っていたスマホがガラケーに変わる作画ミスのシーンも。これは制作現場が崩壊しているのではと心配になるレベル。

全体的に作画崩壊がみられるにも関わらず、キャベツだけはしっかりと描かれているという指摘も

お兄ちゃんの顔が「ウルトラマンベリアル」、「電柱だけ作画いい」といったツッコミも


2019/1/22 追記

実写版『がっこうぐらし』のキャベツが話題に

マンガ『がっこうぐらし』の実写版にて、通常はありえない状態でキャベツを育ててるシーンがあると話題になった。

問題のシーンがこちら。

このシーンの何が問題かというと、左の画像(『がっこうぐらし』のワンシーン)では、スーパーで売ってるような状態のキャベツが置かれている。出荷前のキャベツは右側の画像のように、外葉(そとば)がついている状態であるため、左の画像は不自然

ツイートでコメントしているように、スタッフは出荷前のキャベツに外葉があることを知らなったのかもしれない。

この画像を見て、『夜明け前より瑠璃色な』の作画崩壊で有名なキャベツを思い出した人も多かったようだ。「実写なのに作画崩壊が起きてしまった」と、一部では言われている。

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