誓って殺しはやってません
読み : チカッテコロシハヤッテマセン
「誓って殺しはやってません」は絶対に人殺しはやっていないと自身を持って放つ言葉。ネット上では龍が如くに関するスレや動画では必ずと言っていいほど書き込まれるフレーズ。
誓って殺しはやってませんの元ネタ
「誓って殺しはやってません」はゲームソフト『龍が如く』シリーズの主人公桐生一馬の言葉。
元ネタは2015年に発売された『龍が如く0 誓いの場所』。描かれているのは1988年、シリーズの時系列では一番古い話ということになる。主人公の桐生一馬は関東最大の暴力団である東城会の堂島組に所属していた。
当時20歳だった桐生は神室町で借金の取り立てを行っていた。しかしその取り立て相手が何者かに射殺されてしまい、桐生はカタギ(一般人)殺しはご法度としている組から殺しの疑いをかけられてしまうこととなる。
そしてその事を組長である堂島宗兵に対して弁解する時の桐生の一言が「俺は誓って殺しはやってません」である。
その後に「ですが疑いがかかっている以上 組に迷惑をかけられません だから俺を…破門にしてください」と続く。その後桐生は言葉通り破門を言い渡されることとなる。
このセリフだけを見れば特別おかしなことは言っていないのだが、龍が如くというゲームをプレイしたことがある人であれば桐生一馬が「殺しをやってない」とは口が裂けても言えないのではないだろうか。
基本的に街で絡んできたチンピラ等をボコボコにするゲームであり、あらゆる武器を駆使して攻撃するわけだが、どう見てもこれ死んでるだろという攻撃方法も少なくない。
ハンマーや金属バット・ドスは当たり前、時には拳銃を使うこともあれば、ビルから相手をぶん投げたり、挙句の果てにはヘリに向かってロケットランチャーをぶっ放すシーンも…。
しかし、それでも桐生は公式の設定上一切人を殺していないし、ストーリー上も殺しはやっていない。「誓って殺しはやってません」と言ったのは前述の通り時系列的には一番前の話だが、その後も殺しはやっていないことになっている。