ですざわやぱんちぇったー(デス沢友蔵)

読み : デスザワヤパンチェッター

ですざわやぱんちぇったーとは・元ネタ

「ですざわやぱんちぇったー」は、アニメ『ちびまる子ちゃん』の英語版の空耳である。

まる子のおじいちゃんこと、さくら友蔵の英語版での台詞「This is the way a man should die(これが男の死に方だ)」が「ですざわやぱんちぇったー」に聞こえるというものである。「ですざわやぱんちぇったー」には日本語としてなんの意味もないので、空耳というよりも聞こえたままを文字にした感じだ。

こちらがアニメでの該当シーン。


ご覧の通り、友蔵が京都にある清水寺の本堂こと「清水の舞台」から飛び降りているというシーン。もちろん、実際に友蔵が飛び降りをしているわけではなく、これは友蔵の想像である。

これは、2011年5月1日に放送された第807話「まる子、おすし屋さんに行く」でのワンシーン。

まる子がおじいちゃんと二人で寿司屋に行くという回だが、まる子は祖父の懐具合は気にせずに高めのネタを注文、さらに金持ちの花輪くんが店に現れる。

隣で特別な高級寿司を注文する花輪くんを見たまる子は、悪気なく「おんなじやつ食べたい」とつぶやいてしまう。すでに財布の心配をしていた友蔵だが、まる子のために腹をくくり花輪くんと同じ寿司を注文する決断をする。

その時の友蔵の心情が「こうなりゃ清水の舞台から飛び降りよう」であり、そこから「それでこそ男じゃ!!うわああああああ」と叫びながら猛ダッシュで清水の舞台から飛び降りる友蔵のイメージが描かれているのである。

日本語版と海外版の比較動画

この「まる子、おすし屋さんに行く」の回は、なかなかインパクトの強い回として知られており、単行本11巻に収録されている原作マンガがネット上で話題になることもしばしば。「ローラースルーゴーゴー」が登場する回としても知られている。

神回」と言われたり「クソ回」と言われたりと評価は様々だが、人気は高いようで、今回の「ですざわやぱんちぇったー」の元ネタとなった2011年放送のアニメも、1995年5月7日に放送された第2期18話をリメイクしたもの。これが2019年4月28日にさらにリメイクされて放送されている。

デス沢友蔵MAD

「ですざわやぱんちぇったー」の叫び声から、この友蔵は「デス沢友蔵」と呼ばれており、ニコニコ動画を中心に様々なデス沢友蔵MADが作られている。

どの動画も同じ「ですざわやぱんちぇったー」のタイトルで投稿されており、区別がつきにくくなっている。

タネたんの一言
アニメは60以上の国と地域で放送されているらしいよ

《こちらのネタもどうぞ》

マンガ・アニメ・音楽・ネット用語・なんJ語・芸名などの元ネタ、由来、意味、語源を解説しています。

Twitter→@tan_e_tan