『耳をすませば』の舞台のモデル
読み : ミミヲスマセバ
『耳をすませば』は柊あおいの同名マンガを原作としたスタジオジブリのアニメ映画。
ちなみに糸井重里が考案した印象的なキャッチコピー「好きなひとが、できました」という言葉は作中には登場しない。
『耳をすませば』の舞台のモデル
アニメ『耳をすませば』は東京都多摩市関戸にある京王電鉄京王線・聖蹟桜ヶ丘駅(せいせきさくらがおか)周辺が舞台のモデルになっている。舞台となったことで聖地巡礼の場所として多くのファンが訪れている。
作中に登場する杉の宮駅は聖蹟桜ヶ丘駅がモデルとなっており、図書館へと続く大きくカーブした印象的な坂は聖蹟桜ヶ丘駅から東の霞ヶ関橋を渡ったところにある「いろは坂」をモデルにしている。「いろは坂」には雫が地球屋から図書館に向かう時に通った階段も「いろは坂」にある(作中の図書館のある場所は公園になっている)。
舞台の中心は聖蹟桜ヶ丘駅周辺だが、雫が通っている中学校は東京都小金井市桜町にある小金井市立小金井第一中学校がモデルになっているそうだ(スタジオジブリは小金井市梶野町にある)
地球屋は「邪宗門」という喫茶店の内装がモデルになっている。「邪宗門」の桜ヶ丘店がモデルであるが、残念ながら門主が他界したため桜ヶ丘店は2012年10月に閉店となった。
杉村が雫に告白した神社のモデルになった金毘羅神社)
耳をすませばモデル地案内マップ(クリックで拡大)
2002年公開のジブリ映画『猫の恩返し』は『耳をすませば』で雫が描いた物語という設定で描かれている。『耳をすませば』に登場する男爵のバロンが『猫の恩返し』に登場する。
地球屋のあるロータリーも実際に円形になっており、モデルになっていることが分かる。
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