たのしー!すごーい!

読み : スゴーイ!タノシー!

「たのしー!すごーい!」とは、文字通り楽しいことやすごいと感じた時に発する言葉。何が楽しくて何がすごーいのかなんて気にしなくていい。楽しいことには「たのしー!」、凄いことには「すごーい!」と言えばいいのだ。

というわけで、たのしー!すごーい!の元ネタの解説いってみよう!ひゃっはー!たーのしー!

たのしー!すごーい!の元ネタ

「たのしー!すごーい!」は、メディアミックス作品『けものフレンズ』が元ネタである。

アニメ版『けものフレンズ』を視聴した者は、「すごーい!」や「たのしー!」とまるで語彙力・表現力を失ったかのような感想を口にする、とネットで話題に。メインキャラのサーバルをはじめフレンズと呼ばれる動物たちは動物であるためか語彙力が少なく、作品全体を通しても難しい言葉はほとんど登場しない。

『けものフレンズ』はキッズアニメでもおかしくない内容だが、深夜アニメなので主に大きいお友達が観ている。ネットで徐々に話題になり、爆発的な人気を獲得していった。観ていると自然と「たのしー!すごーい!」という思考になってしまう、すごいアニメなのだ。たーのしー!

けものフレンズの世界観

本作は野生動物たちが暮らす動物園「ジャパリパーク」が舞台で、セルリアンという謎の敵がいるものの、動物たちはみなおだやかであたたかい。そんな優しい世界観の本作は見る者に幸福感を与えてくれる。

難しいことを考えずに観れるためか脳力が低下して語彙力を奪われ、視聴した者の大半は「すごーい!」や「たのしー!」といった単純な感想しか言わなくなる。頭の中がお花畑になるような軽めのBGMも思考能力を奪われる原因かもしれない。

たとえば、紙飛行機を初めて目にしたサーバルは「すっごいー!なにあれ?ひゅーって空を飛ぶやつ!」と興奮し、ロープウェーを目にした時は「すっごーい!なにこれなにこれー!」「すごいすごい!あたしやりたい!あたしやりたい!」とはしゃいだ。

他にもコツメカワウソは「たーのしー!」と言いながら滑り台で滑っていたり、なにかにつけて「おもしろーい!」と言ったり、とにかく語彙数が少ない。

ネットでは「IQが溶ける」「知能が低下する」といった批評がみられるが、全てが揶揄しているわけではないと思うが、情報過多な現代において『けものフレンズ』のような考えすぎないアニメがあってもいいのではないか。

同じく『けものフレンズ』を元ネタとして流行している「◯◯なフレンズなんだね」と合わせて使うこともできる。たとえば、「すごーい!あなたは◯◯なフレンズなんだね!」というような感じで。

詳しい内容は別記事で解説。

◯◯なフレンズなんだね!の元ネタ

無邪気に自分の気持ちを言葉にするフレンズたち

『けものフレンズ』のフレンズたちは人間が動物になったのではなく、動物を擬人化しているため、根本はケモノである。現実の動物たちがもし言葉を話せれば、フレンズのような感じなるのかもしれない。

サーバルはかわいい女の子かと思ったら、バス(運転席の部分)を持ち上げてジャンプしたり、けものらしい力を発揮することも。ただのゆるゆるな世界と思いきや、「ジャパリパーク」は廃墟とかしていたり、セルリアンという敵が出現したりと、物語の背景には謎が潜んでいる。

お互い本心をさらけ出すことが少ない現代において、『けものフレンズ』のフレンズたちのように「すごーい!」「たのしー!」と無邪気に自分の気持ちをを言葉にすることのできる気持ちよさに対する憧れがあるのかもしれない。フレンズたちはお互い自分が得意なこと、できることで助け合い、「すごーい!」と口にして相手を肯定する。本能で生きる動物だからこそ、人間のような打算的な褒め言葉ではなく、裏表のない素直な言葉が出るのだろう。

フレンズたちは新しいことにはなんでも興味を示し、「すごーい!」「おもしろーい!」と素直に感心する。子供の頃はみんな好奇心旺盛になんでも興味を持っていたが、人間は大人になるにつれて無邪気さを忘れてしまうもの。語彙力は低いものの、心から関心を示すフレンズたちの姿は現代人が忘れている大事なことを思い出せててくれる。