スクウェア・エニックス
読み : スクウェア・エニックス
スクウェア・エニックスは日本のゲームメーカー。
2003年にスクウェアとエニックスの合併によりスクウェア・エニックスとなった。
エニックスと言えばドラゴンクエスト、スクウェアと言えばファイナルファンタジーという日本を代表する2大RPGのメーカーが合併するというのは当時は相当の衝撃であった。多くの子供達(大人も)が妄想したドラクエとファイナルファンタジーが合体したら、という妄想が現実となったわけだ。
ただ実際にドラクエとFFが合体した様なゲームが作られたわけではない。
【目次】
スクウェアの由来
株式会社スクエアは1983年に創業者宮本雅史の父の電気工事会社のソフト開発部門として設立、その後1986年に独立した。設立当初から株式会社スクウェアであり、その由来は英語の『square』。
『square』は正方形という意味の他に真っ直ぐな、公正、などいった意味があり、ゴルフのアドレスやグリップで使われる際は飛球線に対して90度の状態を意味する。そのことからあらゆる問題に対して真っ直ぐ立ち向かう会社であるという意味で『スクウェア』と付けられた。
また、『square』には広場という意味もあり、多くのクリエーターが集まる広場であるという意味もある。さらに『正方形』という意味から、創業者宮本雅史の出身地(徳島)である四国への謝意も込められているという。
エニックスの由来
一方エニックスは1975年に住宅情報誌等を発行する『営団社募集サービスセンター』として設立、1982年にその子会社としてソフト制作会社のエニックスが誕生した。
『エニックス』というのは造語であり、世界初のスーパーコンピュータと言われる『ENIAC(エニアック)』と不死鳥を意味する『PHOENIX』を組み合わせたものである。
合併について
この2社の合併では株式交換比率がエニックス1:スクウェア0.85であった。つまりはエニックスがスクウェアを吸収合併したということになり、手続き上の存続会社もエニックスということになっている。
スクウェアが先でエニックスが後にきているのは『SQUARE ENIX』と『E』を重ねることで一体感があるから、『エニックス・スクウェア』だと発音しにくいからといった事が理由だと言われている。