聖なるビンタ

読み : セイナルビンタ

聖なるビンタとは・元ネタ

聖なるビンタとは、2018年の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!笑ってはいけないトレジャーハンター24時」にて、プロレスラーの蝶野正洋が発した言葉である。

笑ってはいけないシリーズでは、毎年、月亭方正が蝶野正洋にビンタされるのが恒例。2018年は、蝶野正洋が孤高のトレジャーハンターという設定で登場した。

ツタンカーメン王族の宝を盗み出した古物コレクター・ジョン・ウッド三世を呪い殺したされる、ヒポポ族の呪われたミイラが発見され、蝶野正洋はその呪いを受けつぐ末裔を探しているという。ミイラの顔を確認して似た人物を探すことになったのだが、その顔がどう見ても方正にそっくり。

方正は、ミイラに似ているのは浜田だと悪あがきするが、恒例のデキレースからは逃れられない。

しかし、蝶野正洋は呪いが解く方法があるという。それが「聖なるビンタ」

以下、「聖なるビンタ」までのやりとり。

蝶野正洋:
呪いを解きたいだろ?

月亭方正:
呪いを解きたいです

蝶野正洋:
どう解くか知りたいか?

月亭方正:
知りたいです!!

蝶野正洋:
聖なるビンタ

(松本アウト)

蝶野正洋:
俺はお前を呪いから解きたいんだよ
その呪いの連鎖はお前たちの仲間にもいくんだ、わかるか?

月亭方正:
僕が十字架を背負って
あいつらのことを見ときます

蝶野正洋:
お前、何を言ってるんだ?

(松本、浜田、遠藤アウト)

そして、蝶野正洋はもうひとつ呪いを解く方法がある、と方正に教える。それは、「黄金の聖杯に聖水を入れ、飲み干す」というもの。

方正は、蝶野のビンタから逃れたい一心で聖水を飲むことを希望するが、聖杯にはとんでもない量の聖水が注がれる。しかも、聖水は一度でも止めたらやり直しがきかないため、一気に飲み干さなければならない。

方正は大量の聖水を飲もうとするが、案の定、飲み干せず。

結局、方正は聖水一気飲みでは呪いを解けなかったため、蝶野から「聖なるビンタ」をくらった。

ヒポポ族=佐賀県民?

「聖なるビンタ」までのくだりの中で登場した、「ヒポポ族」というワードも話題になった。

方正が蝶野から事情聴取された際、このような尋問を受けた。

蝶野正洋:
呪いの連鎖が続いているんだ、わかるか?

月亭方正:
どこの呪いですか? これ何の国ですか?

蝶野正洋:
ヒポポ族だ

月亭方正:
あ、違います、それじゃあ
僕、佐賀県ですから!!

(松本、浜田、遠藤、田中アウト)

月亭方正:
僕は佐賀県なんですよ
僕の親父が佐賀県

蝶野正洋:
いつからヒポポ族になったんだ

月亭方正:
え!!??

方正は兵庫県出身だが、親父が佐賀県生まれで、自身も佐賀県出身であるためヒポポ族ではないと主張。しかし、蝶野正洋は「いつからヒポポ族になったんだ」と問いかけ、会話が噛み合わないことに戸惑う方正。

この一連の流れから、ネットでは「ヒポポ族」=「佐賀県民」ではないのか、という説が持ち上がった。

ヒポポ族と佐賀県は何の関係もないのだが、方正をどうしてもビンタしなければならない蝶野は、強引に方正をヒポポ族に仕立て上げようとし、その結果、ヒポポ族=佐賀県民説が生まれてしまったのだ。

2018年の「トレジャーハンター24時」では、浜田ザルの首も話題になった。

浜田ザルの首の元ネタ

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