Led Zeppelin

読み : レッドツェッペリン

「Led Zeppelin」はイギリスのハード・ロックバンド(通称・ツェッペリン)。

「Led Zeppelin」の由来は「lead zeppelin」という言葉の組み合わせ。「lead」は「鉛」、「Zeppelin」というのは有名な飛行船・ツェッペリン号。

まだ売れる前の彼らに対してThe WHOのドラマーのキース・ムーンが、「鉛の飛行船(lead zeppelin)みたいにあっという間に急降下するだろうぜ」と発言したのが由来となっている。

ツェッペリンがデビューした当時、評論家に酷評されていたが、次第に音楽性が理解され名実共に1970年代を代表するバンドにまで成長した。

Mothership

ジョン・ボーナムの死と解散

1980年9月24日にドラマーのジョン・ボーナム(愛称・ボンゾ)が亡くなり解散(多量飲酒にため就寝時に吐瀉物が喉に詰まり窒息死)。

バンド継続のために後継者も探したものの、ボンゾ以上のドラマーはいないという結論に達し解散を選択した。

ボンゾのドラミングの力強さは圧巻。バスドラムを踏む速度が早いので、ツーバス(両足でバスドラムを叩く奏法)だとよく勘違いされるが、ワンパスのみで叩いていたという話は有名。息子のジェイソン・ボーナムもドラマーとして活躍している。

ジミー・ペイジ

ギターのジミー・ペイジは「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」で第9位に選ばれた。バイオリンの弓を使ってギターを弾くボウイング奏法や、テルミンを用いたライブパフォーマンスでも知られている。

ジミー・ペイジの破天荒エピソード

来日した際に泊まった大阪のロイヤル・ホテルでボンゾが日本刀を振り回して大暴れし、部屋にいくつも刀傷を作ったという逸話もある。アメリカではホテルの窓からテレビを投げて遊んでいたという、なかなか破天荒なバンド。

破天荒な一面もありつつ、1971年9月に広島にてチャリティーコンサートを開いた際、約700万円のチケットの売上金を原爆被災者に寄付をしたというエピソードもある。当時の金額で700万円なのだから、現在の価格にすると相当の額になるだろう。

荒木飛呂彦のマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する「ツェペリ」は、Led Zeppelinが由来となっている。
ツェペリの元ネタ

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