Valtari(ヴァルタリ)

読み : ヴァルタリ

『Valtari(ヴァルタリ)』はアイスランドのポストロックバンド・Sigur Ros(シガー・ロス)の6枚目のアルバム(2012年発表)。

Valtari

『Valtari』の意味・由来

『Valtari』は英語の「steamroller(蒸気ローラー、圧勝)」を意味するアイスランド語。
スタジオの外の道路で蒸気ローラーに似た機械を使って工事していた様子を見て、同名曲の仮題として名付けたのが由来となっており、ヴォーカルのJonsi(ヨンシー)はこう語っている。

メカニカルな獣が魂をゆっくり押しつぶすというアイディアが気に入った

メンバーは本作を「スローモーションな雪崩」と評している。
深いところにエネルギーを蓄積し、
一気にエネルギーを放出する雪崩のようなアルバムであり、
徐々に高揚していくSigur Rosの音楽に当てはまる言葉だ。

収録曲のタイトルの意味

収録曲タイトルはいずれもアイスランド語。
『Ég Anda(イェグ・アンダ)』・・・「(私は)呼吸する」

『Ekki múkk(エッキ・ムック)』
・・・「Don’t say anything(何も言わないで)」という意味があるそう。

『Varúð(ヴァルーズ)』・・・英語にすると「caution(注意)」

『Rembihnútur(レンビフヌートゥル)』
・・・ロープの結び方(結び目)のひとつの呼称と思われる。

『Dauðalogn(ドイグロザン)』・・・「無風状態」を意味する。
“眠ることができなかったり、もしくは朝すごく早く、1日が始まる前に目が覚めてしまうことについて歌っていて、「嵐の前の静けさ」とか「1日が始まる前の穏やかさ」を描いている”、そうヨンシーは語っている。

『Fjögur píanó』・・・「4つのピアノ」(「Fjögur」=「4」)
※『Varðeldur』は不明

参考 → CDJournal・ヨンシーSpecial Interview

Sigur Rosの由来・意味

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