ICOCA
読み : イコカ
ICOCAはJR西日本が発行している通乗車カード・電子マネー。ソニーが開発した非接触型ICチップ・Felicaの技術を採用している。JR西日本エリア以外で使われている乗車カードPiTaPa、Suica、TOICA、PASPY、SUGOCAのエリア、および京阪電車線、JR四国線(一部)で使用可能となっている。コンビニ、ファミレス、書店、家電量販店、パーキング、ショッピングにおいて電子マネーとして会計に使用することもできる。
その他、通勤・通学定期券の機能を加えた「ICOCA定期券」現金なしでクレジットカードの電子決済によるチャージ(入金)が可能な「SMART ICOCA」、小児用の「こどもICOCA」も発行している。
ICOCAの由来・意味
ICOCAは親しみを込めて関西弁で「行こうか」を意味する「行こか」とかけているが、元々の由来は「IC Operating Card」の略称。ICオペレーティングカードであることを強調するため、ロゴのICを反転させている。
カモノハシのイコちゃんの由来
ICOCAのマスコットキャラクターにはカモノハシが採用されている。名前は「イコちゃん」。今は「イコちゃん」で定着しているが、登場した当初は「イコカモノハシ」または「カモノハシ博士」という名前であった。
「イコカモノハシ」は「ICOCAを もって のれば はやくて しあわせ」から名付けられた。キャラデザインは漫画家の夏野ひまわりに委託し、JR西日本が権利を買い取って使用している。
他にはイコ太、イコ美という子供のカモノハシのキャラクターも存在する。
なぜカモノハシをキャラクターに選んだかは以下の由来による。
「IC」
微弱な電波をくちばしで感じ取る能力を持っているため、ICカードの非接触の通信機能とかけている。
「機能性」
泳ぎに適した水掻き・尾、エサを漁るくちばしなどを持っている。
「先進性」
哺乳類だが卵から産まれ、鳥類のようなくちばしを持っている。