King Gnu
読み : キング・ヌー
King Gnu(キング・ヌー)のバンド名の由来は動物のヌー
King Gnuというバンド名は、動物のヌーが由来となっている。ヌーが少しずつ仲間を増やして大きな群れを作るように、自分たちも老若男女を巻き込んでデカいバンドにしていきたい、という想いからKing Gnuと名付けたそうだ。
リーダの常田 大希(つねた だいき)は、インタビューでバンド名の由来をこのように語っている。
常田:
群れがどんどんデカくなっていく動物のヌーをイメージしてKing Gnuという名前を付けたので、老若男女を巻き込んで活動していきたいですね。あとは、人が歌える音楽ということをより意識して曲を作っていきたいです。
もともとは、Srv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)という名前で活動していたが、2017年5月にバンド名をKing Gnuに改名。
常田いわく、King Gnuはヌーの群れを大きくするように、高いところを目指すというコンセプトで始まったプロジェクトとのこと。「King(王)」には、高みを目指すという意味が込められているのだろう。
参考:King Gnu「Sympa」インタビュー|誰よりも高い場所へ、4人が … – ナタリー
※ヌー(Gnu)は、アフリカ大陸南部に生息する哺乳綱ウシ目ウシ科ヌー属の草食動物。「Gnu」と書いて「ヌー」と読む。
春になると徐々に合流し、最終的に数万〜数十万頭という大きな群れとなる。食料を求め、集団で草原の大移動を行う。
King Gnu バイオグラフィー
東京藝術大学出身の常田が2015年からSrv.Vinciの名義で活動を開始。2017年5月にSrv.Vinciからバンド名をKing Gnuに改名。
ジャンルはミクスチャー・ロックに分類されることが多いが、自分たちの音楽を「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイルバンド」と呼称している。
King Gnuは、歌モノにこだわって楽曲を制作しているそうだ。それは、人は声を聴くことで感情を煽られたり、自分も歌いたくなったりするので、ヌーのような群れになるためには声が必要だから、という理由がある。
※上記、「King Gnu「Tokyo Rendez-Vous」インタビュー|鬼才集団が提示」を参照
『Vinyl』には30通りものコーラスを入れているそうだ。本曲からも、声に対するこだわりが窺(うかが)える。