バス男
読み : バスオトコ
『バス男』は2004年に公開されたアメリカ映画『ナポレオン・ダイナマイト』の邦題。
スクールコメディものの映画で、生徒会長候補戦に立候補するメキシコからやって来た転校生、ペドロ・サンチェズをで当選させようと奔走するというストーリー。
バス男の由来・元ネタ
『バス男』という邦題は、当時山田孝之主演で大ヒットした映画『電車男』を元ネタに付けられた。しかし、主人公はオタクっぽさはあるものの原題の『ナポレオン・ダイナマイト』の要素が全くなく、ヒットしていた『電車男』にあやかっただけの邦題は「日本一最悪な邦題」として大きな反感を買ってしまった。
よく見るとジャケットには『バス男』のタイトルの上に「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!」と書かれている。
しかし公開から10年経過した2014年、発売元であるフォックス・サーチライト・ピクチャーズ(20世紀フォックスの子会社)が創立から20週年を迎えることを期に、邦題を『バス男』から原題の『ナポレオン・ダイナマイト』に変更することが決まった。
フォックスからは「時代に便乗して、こんな邦題をつけてしまい、大変申し訳ありませんでした」という謝罪文がジャケットに添えられるとのこと。