あっそ。※語気は強め
読み : アッソゴキハツヨメ
あっそ。※語気は強めの元ネタ
なんJ等で用いられる「あっそ。※語気は強め」という表現。これは元阪神タイガース監督・金本知憲の発言とされる言葉が元ネタ。
金本監督3年目の9月19日、最下位に沈んでいた阪神タイガースはこの日ヤクルトスワローズとの試合に破れ、シーズン最多の借金11を抱えることとなる。そして同時にリーグ優勝の可能性が完全に消滅、Aクラスも絶望的な状況となっていた。
そんな日の試合後、記者からの質問に答える金本監督の言葉がラジオで伝えられ、それを速報的に書き込んだのが以下のもの。
金本
投手が頑張るしかないね
-西浦の二打席連続-
気をつけてくれないとねぇ~
-優勝なくなりましたね-
あっそ。
※語気は強め
@MBSラジオ
優勝の可能性が無くなったことについての記者からの問いに対し、「あっそ」とそんなことには興味がなさそうに返答している。しかし、「※語気は強め」と注釈が付いていることで金本監督の怒りを感じ取ることができる。優勝が無くなった不甲斐なさへの怒りなのか、そういった質問をした記者に対する怒りなのかは定かではない。
ラジオでどのように報じられたのかについては今となっては知りえないことであるが、本当に「※語気は強め」だったのかどうかは実際に聞いた者にしかわからない。翌日のスポニチでは「あぁ、そう…」とだけ書かれており、これが同じ質問に対する答えだったのかどうか不明ではあるが※語気は弱めに見える。
虎党からは「やめろ」「何回、同じこと繰り返しとるんじゃ」とヤジが飛んだ。13年連続のV逸が決定。集大成の就任3年目も、不発だった。
「あぁ、そう…」
試合後、金本監督は淡々とつぶやき、目の前の試合に集中するだけか? と問われると「そりゃそうですよ。また明日あるんだから。頑張っていくしかないです」とわずか1分半で席を立った。
参考:金本阪神、V完全消滅…コーチ陣の検証にフロントが動く!
実際にどのように言ったのかはさておき、「あっそ。※語気は強め」はこの呆れや怒りが入り混じった表現が面白く、かつ汎用性も高く使いやすいため、金本や野球関連のみならず日常の様々な出来事に対して使うことができる。