壁ドン
読み : カベドン
壁ドンにはいくつか意味がある。
1:マンションやアパートで隣の部屋がうるさい時、壁をドンッと叩いて黙らせる。
2:隣の部屋でイチャイチャしているリア充に対し、非リア充が壁をドンッと叩いてやりばのない怒りや悶々とした思いをぶつける。
3:女性が男性に壁際に追い詰められ、男性に壁を「ドンッ」とされるシチュエーション。
壁を「ドンッ」とする、略して壁ドン。実に分かりやすいネーミングである。一時期Twitterでブームとなっていた。壁ドンから派生した蝉ドンという言葉もある(後述)
※ドカベンのアナグラム(文字入れ替え)ではない
【目次】
壁ドンの元ネタ・起源
(3)の壁ドンは声優の新谷良子が元ネタの主。新谷良子が萌えるシチュエーションとして壁ドンを挙げたのをきっかけに広まっていった。壁ドンは元々少女マンガや乙女ゲームなどでよく見られるシチュエーションであり、新谷良子いわく何を言っても黙らない女の子に対し、男の子が女の子を壁際に追い詰めて両手で壁を「ドンッ」とついた後に「黙れよ」と言うシチュエーションを意味しているそう。「黙れよ」の後に「大丈夫だ、俺がいるから」というセリフで優しくされたり、口唇を奪われたりすると萌えるようだ(ただしイケメンに限る)。このシチュエーションが次第に略されて壁ドンと呼ばれるようになった。
インターネットラジオ番組『ラジオギャラクシーエンジェル(第15回)』での新谷良子による壁ドンの解説。相方は稲森優奈。異常にテンションが高い。
壁ドンの種類
1:スタンダード壁ドン
2:ちょっとワイルド壁ドン
3:やさしく包みこむよ系壁ドン
4:蝉(せみ)ドン
蝉ドンの元ネタ
蝉ドンは壁ドンの派生として生まれた言葉で、蝉のように両手両足を壁につけて相手を追い込むシチュエーション。蝉ドンの元ネタは、おそらく村田川の4コマ漫画『恐喝』ではないかと考えられる。両手両足を支える角がないのに蝉ドンをする強者。
画像:オモコロ