お前はこっちや
読み : オマエハコッチヤ
お前はこっちやの元ネタ
「お前はこっちや」はふたばやTwitterなどネット上で見られるフレーズ、あるいは画像。
何かを高望みしているような人に対して、「お前にはこっちの方がふさわしい」といったニュアンスで別のものを提示するような形で使われることが多い。ふたばなどでは画像そのものがレスとして用いられるが、Twitterなどではフレーズのみで「(画像略)」などとして使われている。「お前はこっちや」「な…」とセットで用いられることも多い。
上の画像が「お前はこっちや」として用いられているものだが、これはコラ画像。元となっているのは、ゲイ漫画で知られる田亀源五郎の「獲物」という作品で、1998年に出版された作品集「獲物」に収録されている。
該当のコマの本来のセリフは、「どうだ皆でこいつの処女を奪ってやろうじゃないか」というもの。「な…」の方は元のセリフそのままとなっている。
「獲物」は、政財界の大物だというおじさん(画像左の白髪)が警官を拉致して調教するというストーリー。失踪した警官のことを調べだした先輩の刑事(画像右の黒髪)も同じく拉致されて調教されてしまう…。
そんな作品の中の一コマなのだが、なぜこのコマのセリフを「お前はこっちや」に変えたのかは不明。作中のこのキャラは関西弁ではない。しかし、人生の先輩っぽい人物が後ろから肩に手をかけて「こっちや」と誘導する画像は汎用性が高く、様々なシーンで用いることができる。同じように後ろから肩に手を置くような構図の画像に「お前はこっちや」のセリフを当てはめるというタイプのコラ画像もある。