絶対殺すマン

読み : ゼッタイコロスマン

「絶対殺すマン」はジョジョの奇妙な冒険に登場するスタンドの愛称
あるいは「◯◯殺すマン」として特定の相手に対してのみ力を発揮する「◯◯キラー」のような意味で使われたり、「絶対◯◯するマン」として必ず◯◯を成し遂げる人物という意味で使われたりする。「絶対◯◯するマン」については褒める意味の場合もあれば貶す意味で用いられることもある。

絶対殺すマンの元ネタ

まず「絶対殺すマン」という名前はマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのpart7『スティール・ボール・ラン』の主人公ジョニー・ジョースターのスタンド『タスク ACT4』に対するネットでの愛称である。

このタスクというスタンドは『ACT1』から『ACT4』へと成長するスタンドで、当初は爪を飛ばすだけという単純でショボい能力だったのだが、ACT4へと成長すると無限の力で相手は絶対に逃れられないという能力を持つようになる。

つまりジョニィが相手を殺そうと思ってこのスタンドを使えば、タスクは絶対に相手を殺す。数あるジョジョのスタンドの中でもかなり上位の強さだと言われており、そんな強力すぎる能力から、ふたば☆ちゃんねるなどで『絶対殺すマン』という愛称が生まれ定着していった。

「◯◯殺すマン」

また「◯◯殺すマン」という言葉については『DP殺すマン』『フェストゥム殺すマン』といった言葉が知られている。

DP殺すマン』はカプコンの対戦格闘ゲーム「マブカプ3」こと「MARVEL VS CAPCOM3」における戦術の名称。このゲームの登場キャラであるフェニックスの覚醒後であるダークフェニックス(DP=Dark Phoenix)が強すぎたことへの対策をクソルというプレイヤーが開発し『DP殺すマン』というタイトルでニコニコ動画に投稿したものである。

フェストゥム』はニンテンドー3DS用ゲームソフト「スーパーロボット大戦UX」における「蒼穹のファフナー」の主人公機「マークザイン」の愛称。
フェストゥムというのは同じく「蒼穹のファフナー」に登場する生命体の名称であり、このマークザインがフェストゥムに対して特別強力であるということから『フェストゥム殺すマン』と呼ばれるようになった。

これらのように特定の相手に対して特別な力を発揮するものに対し「◯◯殺すマン」という言葉が使われる。

この『DP殺すマン』『フェストゥム殺すマン』という言葉は『絶対殺すマン』を模したものだと思われるが、元を辿ると土居坂崎という漫画家のエロ漫画作品に出てくる「その通り…っ おじさん達はちんちんから石鹸出るマンなのだ!!」という台詞からとられたものとされる。そもそも「絶対殺すマン」もこの「ちんちんから石鹸出るマン」を元ネタとして派生した言葉だと考えられている。「絶対◯◯するマン」などはさらにそこから派生したということに。

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