エクストリーム出社

読み : エクストリームシュッシャ

エクストリーム出社とは?意味

エクストリーム出社とは、早朝から登山をしたり海水浴をしたり出社前に何らかのアクティビティー(活動)をしたのち、定刻までに出社するエクストリームスポーツを意味する。エクストリーム出社は天谷窓大氏と椎名隆彦氏によって考案されたスポーツで、両氏は日本エクストリーム出社協会の代表を務めている。

エクストリーム(Extreme)は「過激な」を意味し、エクストリームスポーツは雪山や断崖といった厳しい状況で行うスポーツの総称として定義されている。考案者の天谷氏は仕事のストレスから出社拒否のような状態となり、会社と逆方向の電車に乗るといった行動をとったことからエクストリーム出社が産声をあげ、椎名氏が早朝から出社までのプロセス(過程)をエスクストリームスポーツと定義し、そこから天谷氏がエクストリーム出社と命名。
エクストリームスポーツと定義付けられているが、エクストリーム出社は必ずしも過激なスポーツや活動である必要はない。エスクストリーム出社に参加するプレイヤーは「出社ニスト」と呼ばれる。

●エクストリーム出社と朝活の違い
朝活は早起きしてスポーツや読書などを通して自己啓発やスキルアップを行うことが目的であるが、エクストリーム出社はリフレッシュを目的としている。朝活だとスキルアップのために勉強しなければというプレッシャーがあるが、エクストリーム出社はスキルアップや自己を高めることを目的としていないため気構えずに参加できる。
エクストリームスポーツと定義されているが、必ずしもスポーツである必要はなく、観光をしてもよいし美味しいものを食べるだけでもいい。とにかく出社前の早朝に活動をして楽しめればいいのだ。リフレッシュして楽しく仕事へ向かおうというのがエクストリーム出社である。

●競技ルール
日本エクストリーム出社協会では競技ルールを定めており、「移動」「アクティビティ」「演出」の3つの採点基準に基づいて評価される。定刻までに出社できなければ失格となり、出社までの様子をTwitterでつぶやき、観衆や審査員にすごいと思わせることができれば高いポイントを得られる。
競技の種類は特に定められておらず、温泉に入ってから出社するもよし、早朝カラオケをするのもよし、山手線を自転車で1周するのもよし、各々自由なアクティビティーで楽しむのがエクストリーム出社。定刻までに出社することが絶対のルールなので、遅刻してはいけない。ケガをして仕事に支障をきたしてもいけないので無理しない範囲で活動し、他人に迷惑をかけないように活動をする。どれだけエクストリーム出社をしても、仕事は仕事でいつものようにこなすのが真の出社ニストである。

妄想エクストリーム出社

2014年1月にセガが「妄想エクストリーム出社」と題した新春企業大喜利を開催。1月8日のAM6:00からAM9:00までの間に「#妄想エクストリーム出社」のハッシュタグをつけ、妄想上のエクストリーム出社をツイートしようぜという企画。妄想であるため実際に活動する必要はなく、合成画像でも文章だけでもなんでもよい。OKWave、Dell、ワーナーエンターテイメント、シャープ、ロフト、キッザニア、PHP研究所など多数の企業・団体が参加。

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