新宿区
読み : シンジュクク
新宿区は東京23区の一つ、23区西部に区分されている
東京都庁がある他、早稲田大学、東京理科大学など大学も多い
2012年現在の人口は約32万人
新宿区の由来
江戸幕府が開かれた1603年の翌年には日本橋を起点として五街道が定められた。そのうちの一つであった甲州街道は日本橋から甲府への幹線だったが、日本橋から最初の宿場であった高井戸までの距離が長かったことで、その高井戸までの間に新しく宿場を設置したいということで現在の新宿のあたりに新しい宿場が設けられた。その宿場は信州高遠藩内藤若狭守の下屋敷に置かれた新しい宿ということで『内藤新宿』と呼ばれ、そのうち『新宿』と言われるようになった。
新宿区は1947年に四谷区や牛込区などを前進として発足されたが、新区名として「新宿」が採用されたのはこの「内藤新宿」が歴史ある名前であることや他の地名より普遍的な名前であるという理由からであった。他には「戸山区」「武蔵野区」「山手区」「早稲田区」などといった区名の候補があったという。
新宿区の紋章
新宿区の紋章とされているよくわからないマークは『新』という文字を一筆書きで勢い良く描いたものであり、新宿区が未来に向かって堅実に発展していく意志を表しているという。ちょっと『新』には見えませんが…。