じゃがポックル
読み : ジャガポックル
「じゃがポックル」はカルビーのスナック菓子で「ポテトファーム」というブランド名で販売している。
2002年発売当初は「ぴゅあじゃが」という商品名であったが「じゃがポックル」に変更された。カルビー千歳工場で生産される北海道限定品で北海道じゃがいもを使用。
北海道じゃがいもを皮付きのままカットして生のままフライし、オホーツク地方サロマ湖産の焼き塩をまぶしておりサクサクの食感とマイルドな風味が味わえる。
じゃがポックルの由来・意味
「じゃがポックル」はアイヌの伝承に登場する小人/妖精の「コロポックル(korpokkur)」が由来となっている。つまり北海道生まれの「じゃがポックル」は「じゃがいも」とアイヌ伝承の小人「コロポックル」を合わせた造語。
「コロポックル」はアイヌ語で「蕗(ふき)の下の人」を意味する。「コロポックル」は優しい心を持ち、食べ物を夜中にこっそりアイヌの村に置いておいたりすると伝えられている。恥ずかしがり屋のため姿を見せないが、人に幸せをもたらすと言われている。
「コロポックル」を題材にした小説『だれも知らない小さな国』(著:佐藤さとる)
じゃがリムセ
2017年にじゃがポックルの製造過程で出てしまう短いポテトに粉末パウダーを組み合わせ、振って食べる「じゃがリムセ」という商品が発売された。
「リムセ」も「ポックル」と同じくアイヌ語で「踊る」という意味がある。