さあ大谷だ

読み : サアオオタニダ

「さあ大谷だ」はプロ野球選手大谷翔平が登場した際に用いられるフレーズ。
「さあ◯◯だ」という形で他のプロ野球選手やあるいは人名などを入れて使われるケースも多い。
野球の迷実況の話題でもよく見られる。

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さあ大谷だの元ネタ

この言葉は2013年6月5日のプロ野球交流戦・巨人対日本ハムの試合で生まれた。

1−1の同点で迎えた11回の裏。一打サヨナラの場面で打席には代打小笠原道大

プロ17年目で39歳になった小笠原。2011年2012年と統一球の影響や怪我などから大きく成績を落とし、前年にはルーキーイヤー以来のホームランゼロ。そしてこの年は開幕二軍スタートでこの試合までわずか15打数とほとんど出場しておらず不振に苦しんでいた。

それでもベンチからの期待を背にこのサヨナラのチャンスで代打で登場した小笠原。ピッチャー増井のフルカウントからの8球目をライト方向へと打ち返し、打った瞬間バットを大きく投げホームランを確信していた。

入れば小笠原にとって2年ぶりのホームラン。しかも劇的なサヨナラホームランということもあり誰の目にもこの瞬間の主役は小笠原道大だった。

しかし、実況をしていた日本テレビ蛯原哲アナウンサーは小笠原がボールを捉えた瞬間「打ったー!さあ大谷だ!!大谷下がる!大谷下がって・・・入ったー!!」と実況したのである。

前年のドラフトで日本ハムに入団した大谷翔平は160キロや二刀流などで注目され、高卒1年目から一軍でも出場。この交流戦ではセリーグの選手と初対戦ということもあり、メディアからの注目度も非常に高く中継でもとにかく大谷中心での報じ方が目立った。なにかと言えば「大谷大谷大谷」だったのである。

たしかにそれほど大谷の世間からの注目も大きく、後の活躍を見てもとんでもない選手であることは間違いないのであるが、さすがにこの場面で打った小笠原ではなくライトを守る大谷の名前を待ってましたと言わんばかりに連呼するというのはいかがなものかと多くの野球ファンが感じた瞬間であった。

特になんJでは絶大な人気を誇る小笠原の復活の一打だっただけに、この実況への不満は高かった。
この後のヒーローインタビューでは小笠原の「思い出しました」という名言が飛び出すが、それすらもかき消してしまうほどインパクトのあるフレーズである。

このことから「さあ大谷だ」はメディアの過剰なまでの大谷中心の報道姿勢を揶揄するフレーズとして使われるようになる。

この数年後プロ入りし大きな注目を集める選手となった清宮幸太郎に対して打席に入ったり守備機会の度に「さあ清宮だ」が使われたり、他にもその時々で注目の選手に対してであったりメディアが過剰にプッシュしている人物に対して「さあ◯◯だ」という形で用いられるようになった。
また、プロ野球の迷実況・クソ実況を語るようなスレ、あるいは蛯原哲アナを語るようなスレでは必ずといって出てくるフレーズになっている。

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