うわぁ、頑張ろう…(カイエン青山)

読み : ウワァガンバロウ カイエンアオヤマ

「うわぁ、頑張ろう…」とは本来なんらかの高い目標がありそこに向かって努力しないとなぁ、という言葉なのであるが、汎用性が高すぎるためにいろんな使い方をされている。

「うわぁ、頑張ろう…」に加え「ビッグになろう」「◯◯ってやばいっすか?」「カイエン」「カイエン青山」などが一連のネタとして同時に使用される。一見普通の言葉のため汎用性高いが、元ネタを知らない人からすればネタと気付かれないことも多い。

頑張ろう

うわぁ、頑張ろう…(カイエン青山)の元ネタ・由来

このフレーズはプロ野球、北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹の発言が元ネタである。

2011年に放送されたTBSテレビ「情報7daysニュースキャスター」の斎藤佑樹密着取材において、車内でのインタビュー中に道行くポルシェを見つけた斎藤佑樹は「カイエン乗りてぇ」と発言。さらにオシャレな青山の町並みを見て「青山に土地買うってやばいっすか?」と記者に質問。その後に「うわぁ、頑張ろう…ビッグになろう」と続けた。

単に若者が高級外車や高級な土地に憧れてそれを手にすることができるように頑張ろうとしている姿であるわけだが、これを言ったのが斎藤佑樹というのが流行した大きな理由。
言うまでもなく斉藤は「ハンカチ王子」として高校時代からスター扱いされ、大学卒業後プロ入りしたわけだが。同学年の田中将大の活躍とは大きな差がついており、マスコミで多々取り上げられるほどは活躍していないのが現状。それでも日本代表に選ばれるなど球界の客寄せパンダ状態になっている。

つまりは人気が先行しすぎてそれに伴う活躍ができておらず、「そんな事言ってる場合じゃねえだろ」「ほんとに頑張れよ」とツッコミを入れたくなるような発言だったというわけだ。過去にも斉藤は「持ってる」発言などビッグマウスな発言を多々しており、大して活躍してない割に調子に乗りすぎではないのかという目で見られている。ただ、叩かれているというよりは面白がられているという感じか。

下記の画像と共に広まったことでこのフレーズが広く使われるようになり、「カイエン青山」は斎藤佑樹のニックネームにもなっている。斎藤佑樹というと「さいてょ」が広く使われているが、こちらも定着しそうである。

ちなみにカイエンというのはポルシェが販売しているSUVカーで、ポルシェ公式サイトによると定価は763万円(税込)カイエンターボSになると2千万円近くになる。カイエン(Cayenne)とはドイツ語で「赤唐辛子」を意味する。つまり「カイエン青山」は「赤唐辛子青山」であり。だかだかよくわからないことに。

うわぁ頑張ろう

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