ダンカン
読み : ダンカン
ダンカンは日本のお笑いタレント。俳優や放送作家としても活動している。
たけし軍団の一員であり、オフィス北野の取締役でもある。
熱烈な阪神タイガースファンとして知られ、長男には「甲子園」、次男には「虎太郎」と名付けている。あまりのタイガース贔屓な発言は度々野球ファンの間でも話題になる。
ダンカンの芸名の由来
ダンカンはもともと落語家を目指し、立川流に入門。立川談志の弟子となり、「立川談かん」という芸名で活動していた。
「談かん」という芸名の由来については、シェイクスピアの「マクベス」の登場人物「ダンカン」説と、戦後に拳銃や投げ縄の名人という触れ込み(ウソだった)で来日した俳優の名前「ケニー・ダンカン」説とがある。
談かんはその後、落語家を辞めてたけし軍団へと入る。当初は「ダンカン」を芸名としていたが、たけしが「ちゃんと名前をつけなおそう」と言い出し改名することに。
日常生活が不潔だったことから「ふんころがし」、顔が似ていたことから「ネズミ男」のどちらかを選べと言われ「ふんころがし」を選択。しかしガダルカナル・タカなどがさすがに「ふんころがし」は不憫だと思い説得し、結局「ダンカン」に落ち着いたのだという。
参考:『七人の弔』ダンカン監督:今週のクローズアップ – シネマトゥデイ
ダンカン馬鹿野郎!!
ダンカンと言えば、誰もが思い浮かべるのが師匠・ビートたけしによる「ダンカン馬鹿野郎!!」である。
しかし実際にたけしは「ダンカン馬鹿野郎」とは言ったことが無いと話している、当のダンカンも言われた記憶がないと話してている。
「ダンカン馬鹿野郎」は松村邦洋がたけしのモノマネをする際に、「たけしが言っていそうなフレーズ」ということで思い付きやり始めたものだという。これが広まり、たけしのモノマネと言えば誰もが「ダンカン馬鹿野郎」というようになった。
参考:ビートたけしの金言集「“ダンカンバカ野郎”と言った覚えなし」 | アサ芸プラス
2014年にはビートたけし司会の深夜番組『たけしのダンカン馬鹿野郎!!』が放送されるなど、言ったことのないたけしも時折このフレーズをネタにしている。