中川翔子

読み : ナカガワショウコ

中川翔子は歌手、女優、声優、グラビアアイドルとして幅広く活動しているタレント。
本名は中川しようこ(小さい「ょ」ではなく大きい「よ」)、愛称はしょこたん。
父はタレントの中川勝彦(しょこたんが9歳の時に白血病で亡くなった)

アニメ・マンガ・カンフー映画・コスプレ好きとしても知られ、しばしばオタクと称される。
そのため、年齢は「~歳」ではなく「レベル」で表現している(「レベル27」=「27歳」)
尊敬するマンガ家は楳図かずお。ブルース・リー、ジャッキー・チェンのファンであり、
アイドル歌手の岡田有希子のファンでもあるが、しょこたんが生後11ヶ月のころに岡田有希子は亡くなっているため生前を知らない。『花のイマージュ』をカバーすることを望んでいる。

「しようこ」の「しよ」をひとつの語として見ると「は」に見えることから、
ネットでは「はうこ」と呼ばれることもある。

芸名の「翔子」はしょこたんが敬愛する楳図かずおの代表マンガ『漂流教室』の主人公である高松翔が由来である。「しようこ」は本来なら「薔子」となるはずで、「よ」が小文字でないのにも理由がある。母方の伯母が代理として出生届を提出しに行った際、「薔子」は常用漢字・人名用漢字でないことから受理されず、怒った伯母はひらがなで「しょうこ」と書きなぐったが「ょ」が小文字であると判断できなかったため、大文字の「よ」で戸籍に登録されてしまった。
2001年のポポロガールオーディションでのグランプリ受賞後にデビューしているが、実は1990年(当時5歳)に『地球戦隊ファイブマン』に中川しようこ名義で子役として出演している。

しょこたん語

その独特な言葉は愛称から「しょこたん語」と呼ばれ、自身の公式ブログ「しょこたん☆ぶろぐ」でよく「しょこたん語」を使っている。
しょこたんが使う用語は主にネット掲示板・2ちゃんねるで使われている用語が多いため、しばしば「しょこたん語」なのか「2ちゃんねる用語(VIP語)」なのか混同される。

代表的なしょこたん語は「ギザ」。「ギザ」は「超」という意味で使われる。
「ギガ」を携帯電話で変換しようとしたところ、「ギザ」と打ち間違えたことが由来となり気に入って使うようになった。
「ギザ」が上位変換された「ギガント」「ギガンティア」などもある。
「ギザ」<「ギガント」<「ギガンティア」<「ギガンティック」<「ビッグバン」

例えば「超かわいい」をしょこたん語にすると「ギザカワユス」となる。
「カワユス」は「かわいい」の意味で、上位変換すると「カワユシ」になる。
他にも語尾に「~ス」をつけた用語を多用している。
「うまい」→「ウマス」、「かっこいい」→「カッコヨス」、「ヤバイ」→「ヤバス」
「笑える」を意味する「ワロス」は2ちゃんねる等でよく使われている言葉。
ちなみにアニメ『シュタインズ・ゲート』で椎名まゆりの口癖「トゥットゥルー」はしょこたんの口癖「トゥットゥルー」が元ネタである。

しょこたんの「マミる」

「肥る、肥った」を意味する「マミる、マミった」はしょこたんの愛猫・マミタスがぽっちゃりしていることに由来している。
(マミタスは『魔法の天使クリィミーマミ』から命名された)
しょこたんは猫好きとしても知られており、2012年現在10匹の猫と暮らしている。
『ギザ マミタス!!』という本まで出版するほどマミタスを溺愛している。

『魔法少女まどか☆マギカ』から誕生した「マミる」と同音語であるが、意味は全く異なる。
しょこたんの方が「マミる」を先に使っていたが、ネットなどで見かける「マミる」はほとんどが『魔法少女まどか☆マギカ』の方。
マミる

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