ずん

読み : ズン

ずんは飯尾和樹(ボケ)とやす(ツッコミ、本名:藍木 靖英)によるお笑いコンビ。浅井企画所属、2000年結成。

飯尾は「ペッコリ45度」「忍法、メガネ残し」「ストレッチついでに、レディーガガ」などギャグを多数所有。「平日の昼間からゴロゴロォゴロゴロ、あ~あ、オヤジがトムクルーズだったらなあ」という「現実逃避シリーズ」というネタも持っている。

やすは『とんねるずのみなさんのおかげでした』の人気シリーズ『博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜』の常連で、空手の師範代のモノマネを披露。その際に来ている柔道着には「ずんのやす トークライブ」と刺繍されているのだが、これは店員にトークライブのチラシを見せて説明したため、誤って「トークライブ」まで刺繍されてしまったのだそう。

ずん(お笑いコンビ)の由来

後付けで「ずんと心に響くような感じ」という意味を持たせたと解説しているが、実際は「分かりやすく、覚えやすい名前」にしようということで「ずん」というコンビ名にしたそう。

あと、当時、やすがDragon Ashにハマっていてコンビ名に反映しようとしたが、「百合の紋章」などおよそお笑いのコンビ名に似つかわしくないものが多かったため、飯尾に却下されたとのこと。「はい、どうも〜百合の紋章の飯尾です!やすです!」とか想像つかない。百合の紋章じゃなくてヨカタ。

「百合の紋章」と言えば、Dragon Ash featuring ACO, ZEEBRA名義でリリースしたシングル『Grateful Days』のKjの後半パートの歌詞に出てくる。他にもアルバム曲の『百合の咲く場所で』のタイトルでも百合が使われているし、シングル曲の『Lily』は英語で「百合」という意味である。

百合は古くからフランス王国の紋章として使われてきた花で、純潔さや豊穣を表している。Kjによると、Dragon Ashが百合の花を歌詞によく使っているのは、「人間は欲深いけれど、その中でも百合のように純粋な部分があればいい」という考えに基づいているとのこと。

Kj:
白百合は純粋なものというか、清らかなものっていうイメージかな。俺らは人間だから欲深いし、いろんな邪念も入ってくるから聖人君子じゃいられないんだけど、それでも自分の中に一輪でも純粋な部分があれば、それだけで美しいと思える。それが自分達にとっては音楽なんだけど。だから、自分達の大事な部分みたいなイメージ。ウィリアム・ブレイクの詩みたいに、薔薇も棘があって、羊にも角があるんだけど、百合は咲いているだけで美しさを讃えてる、みたいなさ。何かひとつでもいいから、そういう部分が自分の中にあり続けるようにしていたいっていう、それは昔からずっと思ってる。

引用:Dragon Ash、“Lily”(=百合)リリース。新曲にバンドのシンボルを掲げた意図とは?

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