クソムシが

読み : クソムシガ

「クソムシが」は相手を罵倒する時に使われる言葉。
感情にまかせて「クソムシが」と吐いてしまうと相手と今後の関係がギクシャクする可能性があるため、使用する場合は注意されたし。
虫としてのクソムシは漢字で書くと「糞虫」だが「ふんちゅう」と読む。

クソムシがの元ネタ

「クソムシが」の元ネタは押見修造のマンガ『惡の華』に登場する仲村佐和(なかむらさわ)が吐いたセリフ。
第1話で教師の下山が数学のテストを返す際の以下のやり取りが元ネタになっている。

下山「仲村、最下位、0点だ!どうーいうことだオマエ!答え全部空欄って!なんとか言え、そんなので社会に出てやっていけるのか・・・」
仲村「うっせー クソムシが

単行本の第一巻の表紙にはタイトルと作者名よりも大きい「クソムシが」の文字が。

クソムシがの由来・仲村佐和のモデル

作中で使われる「クソムシが」というセリフは作者の押見修造の妻の言葉を由来として生まれた。押見が妻とケンカした際、妻からのメールに「クソムシ」と書いてあったそう。他にも「おまえはクズだ」「クズ鉄だ」と罵倒されることがよくあるそうで、作中で「クソムシが」と毒づいた仲村佐和は押見氏の妻がモデルになっている。

ドSの妻をモデルにしたのが仲村佐和であり、主人公の春日高男(かすがたかお)は押見氏の中学・高校時代の姿が色濃く影響しているようだ。作中で春日が仲村に作文を欠かされるシーンがあるが、これも押見氏が妻に「作文を書いてこい」と命令されたことが由来となっているそうだ。
押見氏は大学時代に初めて彼女ができ、その彼女が今の妻に。
自分の全てを知って欲しいという願望から、中学の時に少しだけ付き合った彼女のことを聞かれてもいないのに話すと、妻にこう言われたそう。
おまえはなんなんだ。セックスもしてない元カノのことをいつまでもダラダラ言いやがって。おまえがいかに間違った人生を送ってきたか、一回ノートに全部書け」と。
素晴らしいドSの妻である。

―『惡の華』のヒロインのモデルは、お知り合いだとか?
押見:実は『惡の華』の仲村さんって、妻がモデルなんです。仲村さんは他人やこの世界に対して「クソムシ」と毒づきますが、あれはケンカしたときに、妻から送られてきたメールに書いてあったことで。ほかにもすごい長文で「おまえはクズだ」「クズ鉄だ」って罵倒してくる。サービス精神のない“ドS”というか(苦笑)。でも、自分がなぜこんなに人を怒らせているのかを考えなきゃいけないから、そこで初めて他人と関わることができた気がします。仲村さんが春日くんに「作文を書いてこい」と命令するシーンがありますけど、これも実際に妻から言われたことです。

―作文とは、またどうして?
押見:実は、中学のときに少しだけ付き合っていた女のコがいたんです。特に何をするでもない、子供の付き合いだったんですけど、僕は大学に入って初めてできた彼女に対して「自分のすべてを知ってほしい」みたいな思考が働いちゃって、聞かれてもいないのにそのコのことをネチネチ言ってたんですね。そうしたら、彼女がキレて「おまえはなんなんだ。セックスもしてない元カノのことをいつまでもダラダラ言いやがって。おまえがいかに間違った人生を送ってきたか、一回ノートに全部書け」と。

引用:『惡の華』がアニメ化のマンガ家・押見修造「初めての彼女から『おまえはクソムシだ』と言われた」