ネタをランダムに見てひまつぶし

フレに呼ばれたので移動しますね

読み : フレニヨバレタノデイドウシマスネ

「フレに呼ばれたので移動しますね」は『モンスターハンター』において部屋を移動する時に用いるフレーズ。
主にMHFの求人区で部屋から体質する際に用いられる。

フレに呼ばれたので移動しますねの意味

これはクエストの募集などによってその時だけ一時的に集まったパーティーから抜ける際に「フレンドに呼ばれたので仕方なしに移動します。」という意味で用いられるフレーズなわけだが、実際には「地雷」と呼ばれる性格に難がある、あるいはプレイヤースキルの低いプレイヤーがいるためパーティを抜けるという意味で用いられている。

つまり、実際にはフレに呼ばれてなどいないのであるが、上記のような本当の理由を口にすると角が立つのでフレに呼ばれたことにして退室するということである。そしてすでにこのフレーズは「地雷」から避難する時の定型文として認知されていることから、「フレに呼ばれたので移動しますね」などというと逆に角が立つことになる。

むしろ「お前とは一緒にプレイしたくない」という意味で用いるプレイヤーの方が多く、「フレに呼ばれたので移動しますね^^;」と煽るような顔文字を付け加えて用いられることも多い。
本当にフレに呼ばれた場合でもこういった表現は避け、別の言い方をするのが無難だろう。

The Moody Blues

読み : ムーディー・ブルース

The Moody Bluesは1960年代のイギリスのプログレッシブ・ロックバンド。
ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フーと同世代のバンド。

THE Very Best of THE Moody Blues

The Moody Bluesの由来

The Moody Bluesというバンド名の由来は、
「ミッチェル&バトラー」という地元のビール醸造所。
この醸造所の頭文字「M & B」からバンド名を付けることを考え、
デューク・エリントンの「Mood Indigo」という曲をマイク・ピンダーを好きだったため、
この曲から「Mood」をとり、
R&B(リズム&ブルース)から「Blues」をとって「The Moody Blues」が誕生した。
(※ デューク・エリントンはジャズピアニスト)

「ミッチェル&バトラー」がスポンサーについていた時期はバンド名を「THE M & B5」としていた。(その後スポンサーが外れ「The Moody Blues」に改名)

デニー・レイン

ギタリスト、ヴォーカルのデニー・レインは1966年にバンドを脱退し、
ポール・マッカートニーのバンド・Wings(ウイングス)に加入した。

関連する元ネタ

荒木飛呂彦のマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する、
「ムーディー・ブルース」というスタンドはこのバンドが元ネタ。
ムーディー・ブルースの元ネタ

よろしい、ならば戦争だ

読み : ヨロシイナラバクリークダ

「よろしい、ならば戦争だ」は意見が食い違う相手に対して、「だったら戦争で勝負をつけよう」という意味で使われる。
気に食わない相手に対する宣戦布告のようなフレーズである。

「よろしい、ならば戦争だ」の元ネタ

元ネタとっているのはマンガ及びアニメ『HELLSING』。

作中に登場するナチスの残当によって結成された『最後の大隊』のリーダーである「少佐」と呼ばれる男の台詞である。

戦争を始める前に『最後の大隊』に向かって戦意を鼓舞するために少佐が演説をする。その演説は「諸君…私は戦争が好きだ」から始まり、実に13ページにも渡って行われる。

そしてその演説の中で出てくるのが「よろしい、ならば戦争だ」というわけだ。

よろしいならば戦争だ

作中では『戦争』を『クリーク(Krieg=戦争)』と呼んでいるため、「よろしい、ならばせんそうだ」ではなく、「よろしい、ならばクリークだ」と読むことになる。

こちらはアニメ版の演説シーン。

少佐の狂気じみた演説と言葉のインパクトから、少佐画像のコラや演説を使ったコピペなどが作られ広まった。

くるり

読み : クルリ

くるりは京都出身のロックバンド。
2枚目のアルバム『図鑑』はジム・オルークがプロデュースしている。
ヴォーカルの岸田繁は鉄道ファンとしても知られていて、
『赤い電車』は京浜急行電鉄の企業タイアップ曲として作成された。

くるりの由来・意味

くるりという一風変わったバンド名は友人が命名。
由来となったのは京都にある地下鉄駅「北大路駅」(北大路ビブレの地下にある)の案内板。
案内板が矢印がくるりと逆U字型になっていたそう。
振り返ることはいいことだ」という考えも込められているようだ。

立命館大学時代にバンドコンテストに出演するために結成。
このコンテストに出るために「くるり」と名付けた。
優勝して10万円を獲得したが打ち上げの飲み代に消えてしまったそう。

RIP SLYME(リップスライム)とのコラボ

2007年にヒップホップグループ・RIP SLYMEと「リップスライムとくるり」名義で「ラヴぃ」と「Juice」を発表。
「ラヴぃ」という楽曲名は、
RIP SLYMEのMC・RYO-Zがくるりの岸田繁に「ラブソングをやってみたい」という話をし、
岸田繁が「ラヴぃヤツね」と言ったことが由来となっている。

クリストファー・マグワイア

2002年の9月からアメリカのインディーロックバンド・THE DISMEMBERMENT PLANとアメリカ東海岸ツアーを行った際、ボストン郊外にある「ロングビュー・スタジオ」に滞在した際にくるりとクリストファー・マグワイアは出会う。
クリストファーはくるりの4thアルバム『THE WORLD IS MINE』収録の『GO BACK TO CHINA』を聴いて衝撃を受けたそう。
11thシングル『HOW TO GO』の再録にクリストファーをサポートドラマーとして迎え、その後2003年11月にくるりに正式加入。
フジ・ロック・フェスティバルやライブツアーへ参加したが、2004年10月に脱退。
※シングルバージョンのドラムは岸田繁による打ち込みで、5thアルバム『アンテナ』にはクリストファーが叩いたバージョンを収録している。

クリストファーのドラムはフィーリング・リズム感ともに抜群。
それにしても7分あたりから始まる岸田繁の踊りは謎だ・・・

ばらの花(ジンジャーエールの由来)

カッチカチやぞ!ゾックゾクするやろ!

読み : カッチカチヤゾ!ゾックゾクスルヤロ!

「カッチカチやぞ!」は何かしらのモノがカッチカチな時に、「ゾックゾクするやろ!」は興奮した時に使う。

カッチカチやぞ!ゾックゾクするやろ!の元ネタ

「カッチカチやぞ!」と「ゾックゾクするやろ!」はお笑いコンビ・ザブングルのボケ担当・加藤歩の「カッチカチやぞ!カッチカチやぞ!ゾックゾクするやろ!」という持ちギャグが元ネタである。加藤は筋肉自慢するため「見ろやこの筋肉!」と前フリした後、「カッチカチやぞ!」を2回繰り返しながら力こぶを作った二の腕を拳で叩き、「ゾックゾクするやろ!」と発する。

加藤のギャグでは「カッチカチやぞ!」と「ゾックゾクするやろ!」は続けて使うが、個別に使われることも多い。カッチカチと聞くと卑猥な想像をされるかもしれないが、カッチカチなのは筋肉である(卑猥な意味で使われることも多かったりする)

加藤は他にも「悔しいです!」というギャグを持っているが、こちらには元ネタがある。
悔しいです!の元ネタ

オリンパス

読み : オリンパス

オリンパスはデジタルカメラを中心とした精密機械器具の製造販売メーカー。
ICレコーダー、顕微鏡、双眼鏡、医療機器、X線分析装置などを製造している。
コーポレートスローガンに「Your Vision, Our Future」、経営理念に「Social IN(ソーシャル・イン)」を掲げている(意味は後述)。

1919年(大正8年)に「高千穂製作所」として創業し、1949年にオリンパス光学工業株式会社に、2003年にオリンパス株式会社に社名変更。2011年に巨額の損失を隠していた「オリンパス事件」が起こり株価が急落、上場廃止を免れたものの大きな注目を集めた。

オリンパスの由来

オリンパスの由来はギリシャのテッサリア地方にある「オリンパス山(Mt. Olympus)」。「オリンパス山」はギリシャ神話でオリュンポス十二神が住む山とされている。日本語では「オリンポス山」と表記されることが多いが、英語では「オリンパス」と発音される。

オリンパスは顕微鏡などの商標として「高千穂製作所」時代から使われていた。「高千穂製作所」の由来である宮崎県にある「高千穂峰」は日本神話で八百万の神が住む山とされており、それに対して同じく神々が住むとされる「オリンパス山」を商標として使い始めた。

オリンパス山

オリンパス山(Wikipediaより)

オリンパスのロゴのラインの意味

ロゴの下部にある黄色い線は「オプトデジタルパターン」と呼ばれ、「光」と「デジタルが持つ無限の可能性」をイメージしている。「オプトデジタルテクノロジー」と「オリンパスのダイナミックな革新性」を表している。

オリンパス

Wikipediaより

経営理念:「Social IN(ソーシャル・イン)」の意味

「Social IN」は「社会の価値を会社の中に取り入れる (Social Value in the Company)」を意味する造語。
「INterity(社会に誠実)」「INnovation(価値の創造)」「INvolvement(社会との融合)」の3つの「IN」が込められている。

ヒュッゲ(hygge)

読み : ヒュッゲ

ヒュッゲ(hygge)とは・意味

ヒュッゲ(Hygge)は、デンマーク語で「ほっこりする空間」「居心地のいい空間」といった意味の言葉である。ヒュッゲはデンマークの人たちが大切しているライフスタイルを表す言葉で、居心地のいい空間で家族や恋人、友人たちと家でゆっくり過ごそうという考え方、またはその文化を指す。

北欧に位置するデンマークは冬の期間が長く、家で過ごす時間が長い。気候的には決して恵まれているとは言えないが、そんな厳しい環境だからこそ、家の中での過ごし方を工夫し、幸せな暮らしを送るために、ヒュッゲという考え方が生まれたのだろう。

2016年度版の「オックスフォード辞典」に新単語として「hygee」が追加され、「ヒュッゲ」=「心地よさを感じさせること」「幸福度の質」と解説している。

ヒュッゲ-365日「シンプルな幸せ」のつくり方

デンマークは、「世界幸福度ランキング」で毎年上位にランクインしており、2018年はフィンランド、ノルウェーに続いて3位であった。幸福度ランキングでは北欧の国が上位に入ることが多い。

デンマークの「ヒュッゲ」の他に、スウェーデンでは「ミューシグ(Mysig)」、ノルウェーでは「コーセリ(Koselig)」など、「居心地のいい空間で心地の良い時間を過ごす」という考え方を表す言葉がある。

北欧の国は社会福祉が充実していることも幸福度が高い理由のひとつに挙げられるが、冬の長い北欧では、寒い環境にあるからこそぬくもりを大事にし、家の中で快適に過ごそうという考え方が暮らしに根付いているのだろう。

ヒュッゲ(hygge)がデンマーク国外でも注目される

デンマーク発祥のヒュッゲは欧米を中心に注目を集めていて、日本でもヒュッゲ関連の書籍が多数出版されるなど、世界的にブームになりつつある。

Instagramで「#hygge」のハッシュタグで検索すると、400万件以上ヒットする(2018年12月時点)。それだけヒュッゲが注目されている証であり、みな幸福度の向上を求めているということなのだろう。

ヒュッゲには決まったやり方があるわけではないが、たとえば、キャンドルを付けて音楽を聴いたり、暖炉の前で本を読んだり編み物をしたり、一人でゆったりと時間を過ごすのもひとつのスタイル。

休日は外食せずに家で食事を楽しんだり、ホームパーティーを開いて友人たちと会話を楽しんだりするのもヒュッゲ。

北欧家具や北欧食器、北欧雑貨はぬくもりのあるデザインが特徴だが、これもヒュッゲのひとつと言えるだろう。北欧インテリアはデザインがシンプルなものが多いが、北欧の持つ優しい空気感をまとっていて、女性を中心に人気がある。

ヒュッゲは暮らしや人生の考え方でもあるため、心にゆとりを持ち、見栄や虚勢を捨てて自然な自分の姿で生きようと考えることも大事。忙しない現代社会だからこそ、居心地のいい空間で心地の良い時間を過ごす、ヒュッゲのような考え方が必要とされるのだろう。