「うんこの香りだー!」は、以下のワンシーンのセリフ。「うん、この香りだー!」という意味だが、濁点、またはスペースが打たれていないので「うんこの香り」に見えてしまう。
果たしてこれはコラ画像か否か。それをこれから検証したいと思う。
うんこの香りだー!の元ネタ
「うんこの香りだー!」の元ネタは、ビッグ錠のマンガ『一本包丁満太郎』の主人公・風味満太郎のセリフ。このシーンは第1巻の「オニギリ勝負開始!」に登場する。
満太郎は「この香りだー!」と言っているのだが、上記の画像では濁点、またはスペースが打たれていないため「うんこの香りだー」と読めてしまう。この画像はコラのようでいてコラでないとされているが、真実はコラ画像である。
筆者が第1巻の初版を購入して調べたところ、「うーん この香りだあーっ!!」となっている。誰かが「うんこの香りだー」に改変してコラ画像としてアップしたのが広まったようだ。
電子書籍版でもちゃんと、「うーん この香りだあーっ!!」ととなっているようなので、「うんこの香りだー!」はコラ画像であることがわかる。
うーん この香りだー!のシーン説明
なぜ満太郎は「うーん この香りだー!」と言っているのか。このセリフに至るまでの状況を説明したいと思う。
このセリフはおにぎり勝負のワンシーンで、なんやかんやあって満太郎は女調理人・示条味味とおにぎり勝負をすることに。
満太郎はカツ丼とカレーしか作らない「銀平食堂」の息子で、親父が炊いたご飯は絶妙におコゲを作って食欲をそそる香りを醸し出していることに満太郎は気づき、あえておコゲを作ってご飯を炊くことに。
そしておにぎり勝負当日、満太郎はおコゲができるようにご飯を炊き、蓋を開けたときに狙い通りにおコゲの香りがしたので、「うーん この香りだあーっ!!」と思わず叫んだ。というシーン。
つまりは、ご飯のおコゲの香りを嗅いで満太郎は「この香りだー」と言っているのである。
決して「うんこの香り」ではない。
このおにぎり勝負は票数で勝敗をつけることになり、満太郎49票、女調理人・示条味味51票で、満太郎は敗北を喫してしまった。しかし、伊賀谷 玄人という料理人が勝負に異議を申し立て、示条味味に本物のおにぎり勝負をやろうと挑発する。
そしたら「五目にぎりの与作」「おにぎりレストラン一本松」「ステーキにぎりの極楽亭」「玄米にぎりの黒駒黒べえ」「梅干し三太郎」「ダルマにぎるのダルマ屋」「ハイカラおにぎりの洋々軒」など、会場に居合わせた料理人たちが俺らも参加させろとおにぎりを満太郎たちに投げつけてきた。ちょっと、おにぎり粗末にしないで。
結局、満太郎含め、挑戦者たちが戦って勝ち残った者が示条味味と勝負し、おにぎり日本一を決めることに。満太郎は決勝まで勝ち残ったが、満太郎1票、示条味味19票となり、ボロ負けした。
後に満太郎と示条味味は結婚し、夫婦となる。
それはいいのだが、『一本包丁』というタイトルなのにここまで全然包丁使っていない。いつ使うの包丁。ちなみに、おにぎり勝負は5巻まで続き、その後すきやき勝負に移行する。
追記:
連載時に載ったのが「うんこの香りだー」で、単行本化の際に修正された可能性も考えられるが、この件の真偽は不明。単行本の初版では「うーんこの香りだー」になっているのは間違いないが。
再追記:
雑誌掲載時から「うーんこの香りだー」だったようである。情報提供ありがとうございました。
「AC/DC」はオーストラリアのハードロックバンド。
AC/DCの由来・意味
電化製品の裏側に「AC/DC」と書かれていたのを見てバンド名にした、というのが由来であると本人たちが語っている。「AC/DC」は交流でも直流でも可能という意味を持っているため、バイセクシュアルを表す言葉としても使われる。そのためかゲイバーから何度か出演依頼があったという。
アンガス兄弟
リードギターのアンガス・ヤング(弟)、
リズムギターのマルコム・ヤング(兄)は兄弟。
アンガス・ヤングは半ズボンを履いてステージに立つことでも有名。
半ズボン、ネクタイ、ブレザーというまるで小学校の制服のようなファッションをしている。
このファッションはアンガスの姉のアイディアなのだとか。
ボン・スコット
初代ヴォーカリストのボン・スコットは1980年に亡くなっている。
(飲酒後の睡眠時に嘔吐物を喉に詰まらせたことによる窒息死)
美女を連れて記者会見に訪れたりとエピソードには事欠かない人物だったようで、彼の墓地は観光地として人気がある。
荒木飛呂彦のマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する、
「エシディシ」というスタンドは「AC/DC」が元ネタとなっている。
→エシディシの元ネタ
貼らなきゃ意味ないよとは
「貼らなきゃ意味ないよ」は、主になんJなどネット掲示板で見られるフレーズ。
「(画像を)貼らなきゃ意味ないよ」という意味であり、画像を貼るべきスレで貼られていない場合や、文章だけでなく画像を求める際に用いられる。
「画像ハラデイ」や「画像を貼らずにスレ立てとな」などと同じ意味だが、ちょっと上から目線感が出る。
貼らなきゃ意味ないよの元ネタ
このフレーズの元ネタとなっているのは、2018年5月に話題となった日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル問題において、内田元監督が選手に言ったとされている「やらなきゃ意味ないよ」という言葉である。
内田監督は記者会見で「やらなきゃ意味ないよ」は「絶対に言っていない」と否定しているが、ネット上でネタにされるにあたって実際に言ったかどうかはさほど問題ではなく、これをもじった「貼らなきゃ意味ないよ」という言葉が生まれた。
悪質タックル問題は2018年5月に話題となったということもあり、ちょうどその後開催されたサッカーワールドカップにおいて、日本代表の長友佑都がTwitterで「やってやる」とツイートしたことに対し、「内田前監督bot」を名乗るアカウントが「やらなきゃ意味ないよ」とツイートしたことも一部で話題となった。
だいじょばないの意味 – 元ネタ
「だいじょばない」とは、「大丈夫ではない」という意味である。「大丈夫ではない」じゃないを崩した言い方。
「だいじょばない」の元ネタは、スクエア・エニックスのRPG『ファイナルファンタジーX-2』。
先に登場人物の解説をすると、本件に関わっているのはユウナ、リュック、アニキ、パインの4人。ユウナは本作のヒロインであり主人公でもある。リュックはユウナのいとこで、アニキはリュックの兄。パインはユウナ達の仲間の女剣士。
左からリュック、ユウナ、パイン

物語の冒頭、ユウナ、リュック、パインの3人が飛行艇から霊峰ガガゼトの遺跡に飛び降りる。高所にある遺跡の高さに目がくらんだユウナが遺跡から落ちそうになるが、リュックとパインがそれぞれユウナの腕を掴み、なんとか落下を逃れる。飛行艇にいるアニキが「ダイジョウブか〜?」と声をかけたところ、リュックが「ダイジョばナイ!」と答える。
あと、ガガゼト遺跡上部にあるエレベーターが急降下したとき、アニキが「ダイジョウブか!?」と声をかけたところ、ユウナが「ダイジョばナイかも」と答えるシーンにも登場する。
【ユウナが遺跡から落ちそうになったときのダイジョばナイ】
30分50秒あたりから
アニキ「ダイジョウブか〜?」
リュック「ダイジョばナイ!」
アニキ「ダイジョばナイは間違い!ダイジョウブではナイと言え!」
リュック「視無視!」
アニキ「リュック!返事は?」
パイン「一度シメる?」
リュック「いいね、それ!」
アニキ「返事!」
(ユウナ救出)
【エレベーターが急降下した後のダイジョばナイ】
50秒あたりから
アニキ「どうした?タイジョウブか!?」
ユウナ「いたた・・・ダイジョばナイかも」
アニキ「ダイジョばナイ~!?すぐ行く!」
リュック「・・・ヒイキだよ」
お気づきかと思うが、同じ「ダイジョバない」でも妹のリュックが言ったときと、ユウナが言ったときではアニキの反応が全然違う。兄妹ってそんなもんだよね。照れ隠しもあるしね。妹いないからわかんないけど。
「だいじょばない」の初出は『ファイナルファンタジーX-2』だと思われるが、もしかしたら他の作品で使われていたり、地方で使われている言葉かもしれないが、有名ドコロなら本作が初めてかと。
「だいじょばない」はアニメ『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』の登場人物・ヒカリがよく使う言葉としても知られているが、本作の放送開始は2006年、『ファイナルファンタジーX-2』は2003年なので、FFが先でポケモンが後。
あと、Perfumeの2013年2月27日発売の17枚目のシングル『未来のミュージアム』のカップリングに『だいじょばない』という曲が収録されている。
『だいじょばない』

アルバム『LEVEL3』にも収録

フランスピアノとは
フランスピアノは、グレープカンパニー所属のお笑いコンビ。
日本大学の落語研究部で先輩後輩だったなかがわりょう(ツッコミ)と、山本陽平(ボケ)の二人で2016年に結成された。なかがわは、メイプル超合金・カズレーザーの弟子。
フランスピアノのコンビ名の由来
「フランスピアノ」というコンビ名は、特に何の意味もなく響きだけで名付けられたものだそうだ。
インタビューでは、コンビ名に意味があるのは恥ずかしいと話している。
しかし、意味がないのもダメだと思い、「行ったことない場所」と「やったことないこと」という後付の由来を考えているという。
参考:今もカズレーザーの弟子?ロンハー出演で話題となったフランスピアノを直撃!!|akkirami_|note

タネたんの一言
ハンカチーフガイはプロ野球選手・斎藤佑樹のネットでの呼び名の一つ。
斎藤佑樹投手は他にも「さいてょ」や「青山カイエン」などの呼び名があるが、なんJなど場所によってはこの「ハンカチーフガイ」が用いられる。
ハンカチーフガイの由来・元ネタ
この呼名はロッテの助っ人投手グライシンガーが名付けたものであり、2013年2月13日の東スポWebに掲載された記事が元ネタとなっている。
ロッテの新助っ人ゴンザレスが日本ハムの“二刀流ルーキー”大谷翔平投手(花巻東)にぞっこんだ。同僚のグライシンガーが「どうせハンカチーフガイ(斎藤)と同じでメディアがまた騒いでいるだけだろ」と連日の大谷フィーバーを冷やかすと、ゴンちゃんは「俺はテレビで投球と打撃を見たけど、あいつ(大谷)はスーパースターになるぞ!」と真顔で猛反論。オープン戦では一軍帯同の可能性があること知り「食事に誘ってみようかな。メジャー志望ならいろいろ教えてやれる」と目を輝かせた。http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/104366/
ハンカチーフガイは日本語に訳せば「ハンカチ野郎」ということになる。もちろん斎藤が「ハンカチ王子」と呼ばれてもてはやされていたことが由来であり、注目度が高かった割にプロに入ってからさほど活躍していないという揶揄を込めてグライシンガーがこう呼んだというものである。ただし東スポの記事なので本当に言ったのかどうかは定かではない。