Enigma
読み : エニグマ
Enigma(エニグマ)はルーマニアのミュージシャン、マイケル・クレトゥの音楽プロジェクト。
Enigmaの由来
Enigmaという名前の意味は「謎」。
古代ギリシア語の「謎めいた言葉」を意味する「ainigma」が起源。
Enigmaの音楽性
Enigmaは代表曲『Return To Innocence』に見られるように、
民族音楽やグレゴリオ聖歌などをサンプリングし、
打ち込みを多用した音楽と融合させた楽曲を数多く作っている。
読み : エニグマ
Enigma(エニグマ)はルーマニアのミュージシャン、マイケル・クレトゥの音楽プロジェクト。
Enigmaという名前の意味は「謎」。
古代ギリシア語の「謎めいた言葉」を意味する「ainigma」が起源。
Enigmaは代表曲『Return To Innocence』に見られるように、
民族音楽やグレゴリオ聖歌などをサンプリングし、
打ち込みを多用した音楽と融合させた楽曲を数多く作っている。
読み : ホンダサンカッケー
本田△はサッカー日本代表の本田圭佑選手に対する賞賛の言葉。ただし、ふてぶてしい本田選手の態度に対して、皮肉を込めて使われることもある。
「◯◯△」(◯◯には人物名)というように他の人物に対してなど、一般的に使われることも多くなっている
「本田△」は「△」を「三角形」「さんかっけー」と読むことで「本田さんかっけー」つまり「本田さんカッコイイ」という意味で使われる。というのはもはやネット上では常識的でもあり、ほとんどの方がその意味を知るところだろう。
2008年頃から五輪代表、日本代表として活躍し始めた本田選手はその活躍とともに知名度を上げていく、その反面で勝ち気な性格とその発言は時に物議を醸し出すこともあり、そういった発言に対して「本田△」が使われ始めるようになった。
この時はこういった発言に対して揶揄するような意味で使われることがほとんどであったが、その後のW杯予選、そして本線での活躍にともない本当に「本田さんカッケー」と賞賛されることも多くなり、「本田△」は瞬く間にネット中に広がる。2010年のユーキャン新語・流行語大賞、ネット流行語大賞にノミネートされるほどにまでなった。(受賞はしていない)
「◯◯(÷)」(かっこわる)や「◯◯□」(◯◯氏かっけー)などの派生バージョンも存在する。ただ単に「△」だけで「カッコイイ」という意味で使われることも多い。
上記のように「本田△」が爆発的にネット上で広まったことから「◯◯△」は本田に対して使われ始めたのが発祥だと思われがちだが、実はそうではない。「◯◯△」という表現はそれ以前から存在し、他の有名人などにも使われていたが、本田ほど広まることはなかった。
ちょうど本田選手が世間で知名度を高めたのと同時に使われていたので本田という選手とセットでこの言葉が広まっていった感じがある。
ではそもそもの「△」の元ネタとはどこにあるのか。
これは2008年頃、2chのニュース速報(嫌儲)の住人である「愛知さん」が元ネタとなっている。
この板において、何度も日時や人物を指定した犯行予告を行なっているユーザーがいた。こういった犯行予告は過去に逮捕された例もあることからただのイタズラなどでは済まされないのだが、このユーザーはお構いなしに犯行予告を繰り返すのだった。この板では名前欄に何も記入しなければ表示される名前の末尾に書き込み時のIPからおおよその居住地域が表示されるようになっているのだが、このユーザーはそれが「(愛知県)」だったため「愛知さん」と呼ばれる様になった。
通報も逮捕も恐れぬ愛知さんの犯行予告は多くの住人の目に止まり、次第に犯行予告のレスに対して「愛知さんかっけー」と書かれるようになった。もちろんこれは本当に「カッコイイ」と思っているというよりも、馬鹿にしたような意味であり、「もっとやれ」「こいつ馬鹿だろ」「さっさと逮捕されろ」といったような意味合いが込められている。
そしてこの「愛知さんかっけー」がそのうちに「愛知三角形」そして「愛知△」と変化していった。そしてこの表現方法が他の板に飛び、「本田△」としてブレイクしたというわけだ。
読み : ヘルシェイクヤノ / ヘルシェイクヤノノコトヲカンガエテタ
ヘルシェイク矢野とは、大川ぶくぶのマンガ「ポプテピピック」に登場する謎の人物である。1巻の97話と2巻の198話に登場。
彼がヘルシェイク矢野。

マンガ版のヘルシェイク矢野
出典:ポプテピピック 1巻
1巻の97話では、ポプ子はピピ美に「進路相談でパラディンになりたいって言ったら怒られた」という話をしていたが、ピピ美は話を聞いていない様子。「ねぇ聞いてる!?」と怒るポプ子に対し、ピピ美は「ああ、ごめん、ヘルシェイク矢野のことを考えてた」と返す、というオチ。
1巻ではこれ以上の詳細はなく、読者は「誰だヘルシェイク矢野」という心理状態であった。
そして、2巻の198話では、またもピピ美はポプ子の話を聞いておらず、ポプ子は「またヘルシェイク矢野のこと考えてるでしょ!」と怒る。しかし、ポプ子は「マグマミキサー村田」のことを考えていた。
ヘルシェイク矢野の正体も明かされていないのに、マグマミキサー村田という新たな謎の人物が登場。これ以降、原作ではヘルシェイク矢野は登場せず、結局、正体は謎のまま。
ヘルシェイク矢野は、アニメ6話に登場。原作とはヴィジュアルが少し変わっている。

アニメ版のヘルシェイク矢野
出典:TVアニメ ポプテピピック
ところが、アニメの7話で「ヘルシェイク矢野」というサブタイトルがつき、『高速紙芝居「ヘルシェイク矢野」』というパートの中で、その正体が明かされた。
クリエイティブユニット・AC部が「ヘルシェイク矢野」のパートを担当し、高速紙芝居でストーリーを組み立てていった。
こちらが高速紙芝居で描かれたヘルシェイク矢野。
【アニサマ2018出演者追加発表】
8/26(日):ヘルシェイク矢野 #anisama #ポプテピピック #ヘルシェイク矢野のこと考えてた pic.twitter.com/lLyFRV279X— AnimeloSummerLive (@anisama) 2018年6月29日
以下、高速紙芝居で語られた「感動ドキュメンタリー ヘルシェイク矢野」の全文書き起こし。
ナレーション:
東京・ビック武道館
この憧れの舞台に彼は今はじめて立とうとしていた調子はいかがですか?(ガチャ、ドアを開ける音)
(椅子を)クルクルクルクル…
ヘルシェイク矢野:
今日の矢野はね、テンションしてるぜ!マネージャー(丹下段平似):
たいへんじゃー!ヘルシェイク矢野:
マネージャー!?マネージャー:
電車が止まって、他のバンドメンバーがライブに間に合わねえじゃ―!ヘルシェイク矢野:
なんだって!?マネージャー:
残念だが今日のライブは中止じゃあ…
あー…あー…ヘルシェイク矢野:
ま、ま、待ってくれ!(ヘルシェイク矢野、マネージャーを殴る)
そう簡単に諦められるかよ!
メンバーが来るまで、矢野の高速ギターソロで、お客さんを繋ぎ止める!ナレーション:
満員のビック武道館で始まる、矢野たった一人の戦いヘルシェイク矢野:
行くぜ!!(高速でギターを弾くヘルシェイク矢野)
お客さん:
うおぉー!なんて速ぇギターソロだぁ!!ヘルシェイク矢野:
普通のソロじゃお客さんは飽きてしまう!
もっと速く!もっと速く!ナレーション:
だがその限界を超えた高速ピッキングが、矢野のギターに異変をもたらしたヘルシェイク矢野:
もっと速く!もっと速く!ブッツン!(ギターの弦が切れる音)
ヘルシェイク矢野:
わー!ギターの弦が!切れちまった…
俺はもう、おしまいなのか…(四つん這いになってうなだれるヘルシェイク矢野)
はっ!まだだ!
弦のスペアがまだ5本も残っている!
矢野はまだ、おわっていねえ!!
チューニングフルパワー!全ての弦が切れるのが先か、矢野の腕が潰れるのが先か!
(ギターを弾く音)
ブチン!
ジャジャジャーン!
バチン!
ピロリロリロ!
ビターン!
ピロリロリロリロリロ!マネージャー:
地獄じゃ、やつは地獄を揺さぶっておる!
ヘルをシェイクする男、ヘルシェイク矢野(地獄をゆらす男)じゃあー!!お客さん:
ヘールシェイク!ヘールシェイク!ヘールシェイク!ドカーン!ドカーン!(謎の爆発)
ヘールシェイク!ヘールシェイク!ヘールシェイク!(フェイドアウト)
「感動ドキュメンタリー ヘルシェイク矢野(終)」
ポプ子:
ねえ、聞いてる!?ピピ美:
あ、ごめん、ヘルシェイク矢野のこと考えてた
以上がヘルシェイク矢野のドキュメンタリーである。ピピ美はポプ子の話を聞かず、こんなことを考えていた。
そう、ヘルシェイク矢野は「地獄をゆらす男」という意味だったのだ。「Shake(シェイク)」は「揺らす」という意味で、「地獄を揺らす」は正確には「Shake the hell」だが、細かいことは気にしない。
アニメ7話放送後、Twitterでは「#ヘルシェイク矢野のこと考えてた」というハッシュタグがトレンド入り。日本中でヘルシェイク矢野のことを考えてた人が続出。
ヘルシェイク矢野は、「ネットユーザーが本気で選ぶ!アニメ総選挙2018年間大賞」の流行語大賞で5位にランクイン。50代以上を除き、10〜40代、および男女別でも10位内に入った。
みんな、ヘルシェイク矢野のことを考えていたのだろう。
こうなると、マグマミキサー村田のことも気になってくる。「Magma Mixer」を直訳するなら、「溶岩を混ぜる人」という意味になるわけだが、ヘルシェイク矢野とどちらがすごいのだろうか。
彼がマグマミキサー村田。

マグマミキサー村田
出典:ポプテピピック 2巻
ポプテピピックのその他のネタ
読み : テンジクネズミ
天竺鼠は吉本興業所属のお笑いコンビ
ボケの川原克己とツッコミの瀬下豊の二人で2003年に結成。共に大阪NSC26期生である。
キングオブコント2008、2009、2013のファイナリストとなっている。
「天竺鼠」というのはテンジクネズミ科テンジクネズミ属のげっ歯類の総称で、主に「モルモット」の事を指す。モルモットは科学実験に用いられる実験動物として知られていることから、「未来を担う」コンビになれるように、ということで名付けられた。
モルモットが「天竺鼠」と呼ばれているのは、中国でそのように呼ばれているところから来ている。「天竺」というのはインドの事であり、西遊記で三蔵法師達が目指した場所でもある。しかし実際にモルモットは南米に分布する動物であったためインドとは関係がなく、ただ「遠い国」という意味で「天竺」という文字を当てたものと考えられる。
読み : クータ・バインディング
クータ・バインディングは手で抑えなくても本が閉じないように製本加工を意味する。
クータ・バインディングは製本・印刷会社の渋谷文泉閣が開発し、特許取得している。
従来の本は厚みがあると手で抑えないと本が閉じてしまうが、クータ・バインディングは本文の背に筒状の紙(クータ)を設けることで開いたページを水平に保つことができる。

本の丈夫さを保ち、またページが抜けないように伸縮性・耐寒耐熱性・耐インキ溶剤性のある新型接着剤PUR(ポリウレタン・リアクティブ)をし、背表紙と本体の間に空洞があることで手を離しても本が閉じないようになっている。
分厚い本でもコピーが取りやすい、本を開きながら料理ができるなどこれまでの本のデメリットを解決している。
「クータ」は「空袋(くうたい)」が由来であると言われている。関東の職人たちが使っていた「空袋」がなまって「クータ」になったそう。「バインディング(binding)」は英語で「製本」を意味する。「クータ」はフランス語っぽい響きがあるが、実は「空袋」を語源として生まれた言葉だそう。ちなみに「クーター」の英綴りは「Cooter binding」となっている。
手の不自由な友人からの「手で押さえなくても読める本が欲しい」という一言がきっかけとなり、手を離しても本が閉じない誰でも本が読みやすくなるユニバーサルデザインを取り入れたクータ・バインディングが誕生した。
参考:手で押さえなくても閉じない製本、クータ・バインディング
渋谷文泉閣では9月8日をクータ・バインディングの日として制定している。日本記念日協会に記念日として申請しており、クータ・バインディングの普及を目的としている。
9月8日の由来は「クータ」を”9″、「バインディング」を”8″としてそれぞれの頭文字を当てはめた語呂合わせ。
動画を見るとクータ・バインディングがどんなものか分かりやすい。
なるほど、これはありそうでなかった画期的な製本。
読み : トキオ
TOKIOはジャニーズ事務所所属の4人組バンド・アイドルグループ。
2018年にベースの山口達也が不祥事により脱退、4人組となった。
グループ名のTOKIOはジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏が考案。
海外の人が「TOKYO」のことを「TOKIO」と発音するため、海外でも日本のバンドだとすぐにわかるようにしたかったというのが理由だという。
デビュー前にメンバーの城島と山口がユニットを組んでおり、ジャニー喜多川氏がユニット名を「TOKIO BAND」と名付けた。このユニットが後に「TOKIO」となる。
小島啓(こじまひろむ)というメンバーがギターとして参加していたが、
デビュー前に脱退し事務所を辞めてしまったため、
ジャニーズJr.であり「TOKIO」のサポートとして参加していた長瀬智也が正式に加入することとなった。
他のジャニーズのグループ名の由来もあわせてどうぞ
SMAP
V6
KinKi Kids
嵐
NEWS
関ジャニ∞
KAT-TUN
Kis-My-Ft2
Sexy Zone
SixTONES
HiHi Jets
読み : ラムネ
ラムネは、ガラス瓶に入った炭酸飲料水。ラムネ菓子も同様にラムネと呼ばれる。
ラムネは、「レモネード(Lemonade)」が訛ったのが由来であるとされている。ラムネの発祥は17世紀頃にフランスで生まれた飲み物で、元々は炭酸水にレモンと砂糖を加えたもので、「レモネード」と呼ばれていた。
レモネードが日本に伝わったのは江戸時代だと言われており、幕末にペリーが来航した際に持ち込まれた。この時、ペリー達アメリカ人が発音する「レモネード(lèmənéɪd)」が日本人には「ラムネ」に聞こえたことからこの名が生まれたそうな。
諸説あるためこれが正しい由来であるとは断言できないが、たしかに「lèmənéɪd」とネイティブの発音で聞くと「ラムネ」に聞こえ、なくもないこともない。
レモネィ → ルァモネィ → ラムネィ → ラムネ
サイダーは明治維新のころに日本で生まれた飲み物。横浜にあったノース&レー商会という外国人が経営する会社が作ったとされる。当時のサイダーはラムネを改良して作られたもので、炭酸水にリンゴ風味を加えた飲み物であった。
サイダーという名前は、フランス語でリンゴ酒を意味する「Cidre(シードル)」が由来で、英語では「Cider(サイダー)」と呼んでおり、同じリンゴから作られた飲み物ということで名付けられた。
元々、ラムネはレモン風味を加えた炭酸飲料で、サイダーはリンゴ風味を加えた炭酸飲料という違いはあったが、現在では香料を減らしてどちらも同じような味になっている。主にガラス玉が入ったラムネ瓶に入ったものをラムネと呼んでいる。
ラムネ瓶はビー玉と呼ばれるガラス玉で蓋をする構造になっている。しかし、ラムネ瓶に使われているのは実はビー玉ではない、という話がある。
真偽は定かではないが、ラムネ瓶には「A玉(エーだま)」が使われているとされる。ラムネ瓶をガラス玉で蓋をするには綺麗な丸でなければならないため、「A玉」が使われているとのこと。
綺麗な丸のガラス玉を「A玉」と呼び、綺麗な丸にならなかったB級品を子供の遊び道具として販売したのが「B玉(ビーただま)」であったという話がある。現在はビー玉(B玉)も綺麗な丸になっているが、昔はA級品とB級品で分けられていたという話。
しかし「ビー玉」の語源は「ビードロ玉」の略というのが定説であり、上記の話は本当かどうか定かではない。