ネタをランダムに見てひまつぶし

ドント・ルック・ダウン

読み : 第18話(エウレカAO)ドント・ルック・ダウン

アニメ「エウレカセブンAO」
第18話『ドント・ルック・ダウン』
(episode:18 third engine)

『ドント・ルック・ダウン』の由来・元ネタ

元ネタと思われる楽曲はDavid Bowie(デビッド・ボウイ)の『Don’t Look Down』。
『Don’t Look Down』は1984年リリースのアルバム『Tonight』に収録されている。

Joy Division(ジョイ・ディヴィジョン)から推察

『Don’t Look Down』はこれまでの元ネタに多かったテクノ系ではないし他にも同名曲をリリースしているアーティストもいるが、前作エウレカセブンで何度か元ネタになっているバンド・Joy Division(ジョイ・ディヴィジョン)から推察してみる。

まず第1話『ブルーマンデー』の元ネタ曲としてNew Order(ニュー・オーダー)の楽曲『Blue Monday』が使われている。
同バンドは第51話『ニュー・オーダー』の元ネタにもなっている。
(ニュー・オーダーはジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスが自殺した後に結成されたバンド。詳しくはNew OrderJoy Divisionの由来のページで解説)

そして内戦の地・ワルサワはジョイ・ディヴィジョンになる前のバンド名「ワルシャワ」が元ネタになっている。
(作中に登場するワルサワは通称:ジョイ・ディヴィジョンと呼ばれていた)
「ワルシャワ」はデビッド・ボウイのアルバム『Low』に収録されている楽曲『Warsaw』が由来となっている。

すごく遠回りな解釈だがタイトルはテクノ系の楽曲が元ネタだけでなく、
ジョイ・ディヴィジョン絡みの元ネタも大いに有り得る。
※他に同名曲があるため違っている可能性もあります

他にも可能性があるとすれば、映画『Biker Boyz』の挿入歌『Don’t Look Down』(Song By David Ryan Harris)。
(サブタイトルのエンジン絡みということで)

エレクトロニカ系ならNorman Fairbanksの『Don’t Look Down』もあるが、
同名曲が多いのでどれが元ネタになっているかは作者に確かめるしかないか・・・。

→ エウレカセブンAO各話タイトル・元ネタ曲まとめ
エウレカセブンAO・各話タイトル元ネタまとめ・1~8話
エウレカセブンAO・各話タイトル元ネタまとめ・9~16話
エウレカセブンAO・各話タイトル元ネタまとめ・17~24話

かっぱ寿司

読み : カッパズシ

かっぱ寿司はカッパ・クリエイト株式会社が運営する回転寿司チェーン店。
1979年に長野県長野市でかっぱ寿司の1号店をオープンし、その後350店舗以上をチェーン展開。

かっぱ寿司

かっぱ寿司の由来

店名のかっぱ寿司はかつての回転寿司のシステムに由来する。かっぱ寿司がオープンした当初、水路をお寿司のお皿が入った桶が流れ、桶の中にあるお皿をとってお寿司を食べるというシステムであった。流れていく桶が河童の頭のお皿に似ているということから、かっぱ寿司と名付けられた。かっぱ巻きが由来ではなかったのだ。

The Postal Service

読み : ザ・ポスタル・サーヴィス

The Postal Serviceはアメリカのエレクトロニカユニット。
Death Cab for Cutieのヴォーカル、ベン・ギバードと
Dntel(ディンテル)ことジミー・タンボレロの2人のユニットで、
リリースしたアルバムは1枚のみ。
Sub Popからリリースされ90万枚を売り上げたエレクトロ・ポップの名盤。

Give Up

The Postal Serviceの由来

ベン・ギバードはシアトルに、ジミー・タンボレロはロサンゼルスに住んでおり、
ジミーがデモ音源を作成した後CD-Rをベンに郵送し、ベンがメロディと歌詞を加え、
デスキャブのクリス・ウォラのレコーディングスタジオでギターとドラムを足し、
ジミーに再び郵送する、という方法で曲を作り上げていった。
そうしたやり取りが「Postal Service(郵便業務)」というユニット名の由来となっている。

アメリカ合衆国郵便公社との事件~和解

アメリカ合衆国郵便公社は”United States Postal service“という名前で運営しており、
郵便公社は「The Postal Service」というユニット名の使用停止を求めてきた。
普通なら著作権の使用料や名前の使用料を求められるところだが、
郵政公社は以下の2つの条件を出し和解が成立した。

1.郵政公社の会議場でライブパフォーマンスを行うこと
2.郵政公社のオンラインショップでアルバムを販売すること

なんとも変わった和解の条件だが、いかに「The Postal Service」のアルバムのクオリティが高いかが分かる、ちょっとした出来事であった。

ロギンズ・メッシーナ

読み : ロギンズ・メッシーナ

ロギンズ・メッシーナは荒木飛呂彦のマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』の第2部の登場人物。ジョセフとシーザーの師・リサリサの屋敷の使用人/波紋使い。

ロギンズ・メッシーナの元ネタ

ロギンズとメッシーナはアメリカのロックユニット・Loggins & Messina(ロギンス&メッシーナ)が元ネタ。メッシーナはそのままだがロギンスはに変わっている。

ロギンス&メッシーナはケニー・ロギンスとジム・メッシーナの2人によるユニットで、ケニーがデビューするにあたりジムがプロデュースすることになりロギンス&メッシーナを結成。

ロギンス&メッシーナとしては『Danny’s Song(ダニーの歌)』が有名

ケニー・ロギンスのソロとしては映画『トップガン』の主題歌『Danger Zone』が有名

第2部の他の登場人物の元ネタはまとめで解説
ジョジョの奇妙な冒険元ネタまとめ第1部〜第2部

ディズニーリゾートではスタッフをキャストと呼ぶ理由

読み : ディズニーリゾートデハスタッフヲキャストトヨブリユウ

東京ディズニーリゾートでは、スタッフのことをキャストと呼んでいる。
アトラクションキャスト、ショーキャスト、インフォメーションキャスト、フードサービスキャスト、ソムリエキャスト、カリナリーキャスト(調理業務・洗い場作業)、ナースキャストなど、各施設で働くキャストによってディズニーリゾートが支えられている。
ディズニーキャラの中の人は、誰でも同じサインを書けるように練習しているとのこと。

ディズニーリゾートではスタッフをキャストと呼ぶ理由

ディズニーリゾートはひとつの巨大なステージで、観るものすべてをショーとして提供している。ディズニーリゾートに訪れるお客さんはショーに参加する「ゲスト」であり、ゲストを迎えるスタッフはショーに出演する「キャスト(役者)」であるという考えから、スタッフをキャストと呼んでいる。

キャストはゲストに魔法をかける存在で、キャストがそれぞれ役割を演じることで夢の国、魔法の国が作られている。観るものすべてがショーであるということは、キャストの対応もショーのひとつであり、ディズニーリゾートという場所に魔法がかかっているのではなく、演者であるキャストが魔法をかけてくれているのである。

参照:東京ディズニーリゾート キャスティングセンター

ディズニーリゾートのこだわり

●ディズニーリゾートでは迷子の園内放送はしない
ディズニーリゾートでは、夢の国の雰囲気を壊さないように迷子の園内放送はしていない。
(緊急を要する場合は行うとのこと)
子供の行動範囲は狭いため、目立つ服装をしているキャストが迷子の手を引いていれば目に留まりやすく、保護者が見つかりやすいという。もし周辺を探して見つからなければ迷子センターで保護し、迷子センターが引き継ぐという流れになっている。

迷子センターでは、迷子対策のために無料で迷子シールを配布している。名前と連絡先を書いてシールの上にイラストが書かれたシールを子供の服に貼るので、外からは名前と連絡先が見えない状態になっており、もし迷子になったらキャストがシールを剥がして保護者に直接連絡をするという仕組みになっている。

●キャストは二本指で指差しをする
キャストがゲストに対して何かを指すとき、一本指ではなく、必ず二本指(または手全体)で指すようにしている。一本指は失礼にあたる文化の地域もあるが、二本指ならまだ失礼にならないという考えがある。

また、二本指差しは創始者のウォルト・ディズニーに対する敬意を表しているという逸話がある。ウォルト・ディズニーが二本指でタバコを挟んでアトラクションを指している古い写真が残っていたが、ディズニー社がタバコとの関係を断つために写真を加工してタバコだけを消したそう。そのため、ウォルト・ディズニーが二本指で何かを指している写真となり、ここからキャストは二本指差しをする決まりが生まれたという。

参照:ディズニーランドのキャストは、なぜ必ず2本指で指差しする? その謎をこっそり聞いてみた

●入り口がひとつである理由
ウォルト・ディズニーはすべてのゲストに平等にディズニーの世界を体験してもらうために、入り口をひとつしか設けないことにこだわっていた。映画のようにストーリーを順序立てて楽しんでもらうために、ひとつの入り口からディズニーの世界が始まるようになっている。

●水のこだわり
ディズニーリゾート内の一部の水は濁ったように見えるが、綺麗な水を害のない成分であえて着色している。演出上の理由もあるし、アトラクションの機械や排水溝などを見せなくするためでもある。

やらないか

読み : ヤラナイカ

「やらないか」は文字通り何かをやらないかと誘うときに使われる言葉。
ネットでは主に男性が男性を誘う際に用いられる言葉であるが、それ以外にも元ネタのシチュエーションからベンチに座っているだけでこの言葉が用いられることもある。

やらないかの元ネタ・意味

このフレーズは山川純一(ヤマジュン)のゲイマンガ『くそみそテクニック』の登場人物阿部高和(通称:阿部さん)の台詞である。

トイレを探して公園の公衆トイレに向かう予備校生の道下正樹。そんな道下を見て公園のベンチに座っていた阿部さんがツナギのホックを下ろしながら言い放ったのがこの「やらないか」である。なんの面識もない通りすがりの男性に、下着も身につけていない状態でツナギの前を開けて股間を露出しながら言い放つという非常にインパクトの強い台詞であった。

阿部さんの台詞は「やらないか」であり、疑問形でありながら「やらないか?」と疑問符は付いていないので使用する際はお間違えなく。上の書籍の様に「!」も付いていない。

ニコニコ動画ではアニメ『きらりん☆レボリューション』の主題歌となっていた月島きらり starring 久住小春の「バラライカ」という曲を「やらないか」とした替え歌がヒットしたため、この替え歌動画、あるいは踊ってみた動画などを指すこともある。元ネタが元ネタだけに本家のきらりん☆レボリューション関連の場で「やらないか」を持ち出すのは避けるべきである。

EVOLTA(エボルタ)

読み : エボルタ

EVOLTA(エボルタ)はPanasonic製のアルカリ乾電池または充電式ニッケル水素電池。
使用推奨期限10年とし、放電試験の結果から「世界一長もちする単3形アルカリ乾電池」としてギネス記録に認定されている。また、ロボット・エボルタ号に2本のEVOLTAを搭載しての24時間耐久走に挑戦し、23.726kmを走ったことで「遠隔操作された車両型ロボットの最長走行距離」のギネス記録を達成している。
充電池タイプは1,800回繰り返して充電が可能とし、-20℃の寒い環境下でも使用することができる。

EVOLTAの由来・意味

EVOLTAというネーミングは「EVOLUTION(進化)」と「VOLTAGE(電圧/みちあふれようとする力)」の2つの単語を掛け合わせて生まれた造語。日々進化する機器に着目しユーザーのニーズを追求したEVOLTAは世界トップレベルの高性能を持つことを表し、人々の暮らしをより便利で快適なものへと進化させる「日常の革新」という意味が込められている。

エボルタ・ロボット

エボルタ・ロボットはロボットクリエイターの高橋智隆氏によって設計・開発された。エボルタ君と呼ばれている。EVOLTAの長持ちを実証するために作られ、グランドキャニオン、ル・マン24時間、東海道五十三次、トライアスロンなど、エボルタワールドチャレンジを行なっている。
ハワイ島では充電式エボルタ3本だけを搭載してトライアスロンに挑戦。「スイム」「バイク」「ラン」の3種類、約230kmを1週間でのゴールを目標に、エボルタ君はハワイの海をクロールで泳いで進んでいく。

高橋智隆氏は設計図は引かずに技術開発、デザイン、製作を一人でこなすロボットの天才。