ネタをランダムに見てひまつぶし

この前初めてホームランを打ったの

読み : コノマエハジメテホームランヲウッタノ

「この前初めてホームランを打ったの」は文字通り初めてホームランを打った時に使ってみたいフレーズ。
ネットでは主にMLB中継でニューヨーク・ヤンキースのデレク・ジーターの話題になった際に用いられる。
「この前初めて◯◯したの」と改変して使われることも。

この前初めてホームランを打ったのの元ネタ

このフレーズはデレク・ジーターがCMに出演していた『ZIPHIT』という商品のCM内で登場するもの。

通算3,000安打を越えるヒットを打っているヤンキースのスーパースター、デレク・ジーターが「こんにちは、デレク・ジーターです」と紹介する野球練習道具の『ZIPHIT』は主にCSの野球中継などで長きに渡って放映されており、野球ファンなら誰もが一度は目にしたことがあるCMとして知られている。

「デレク・ジーター=ZIPHIT」と呼ばれるほど彼の代名詞ともなっている印象的なCMなわけであるが、その中でZIPHITを使って練習したであろう少女が言う「この前初めてホームランを打ったの」というフレーズがまたなんとも言えず心に残る。そんなことからジーターがホームランを打ったりするとこのフレーズが書き込まれる。

10年近く前から長年に渡って放送されてきたこのCM、最近は見なくなったが、そろそろ「ZIPHITでプロ野球選手になれました」とか言い出す人が出てきてもいい頃ではないだろうか…。

シティ・オブ・エンジェル

読み : シティ・オブ・エンジェル

『シティ・オブ・エンジェル(原題:City of Angels)』は1998年公開の映画。
ニコラス・ケイジ演じる天使セスと、
メグ・ライアン演じる外科医マギー・ライスの恋の物語。

ストーリー概要
天使の役目は死を告げること。
死を告げに病院へ現れたセスは懸命に患者を救命しようとするマギーと出会い、
次第に心惹かれていく。
しかし天使は人間には見えずマギーはセスの存在を知らない。
セスはかつて人間であった天使メッセンジャーと出会い、
ビルの屋上から飛び降りることで天使をやめて人間になれることを知る。
マギーに思いを馳せるセスはビルから飛び降り人間となる・・・

シティ・オブ・エンジェルの原作・オリジナル

『シティ・オブ・エンジェル』は実はオリジナル・元ネタが存在する。
ヴィム・ヴェンダース監督の映画『ベルリン・天使の詩』(1987年公開)をリメイクしたものが『シティ・オブ・エンジェル』。
ハリウッド版リメイクとして『シティ・オブ・エンジェル』が制作された。
オリジナルは舞台はベルリンだがロサンゼルスになっており、
ヒロインの職業はサーカスの舞姫から外科医に変わっている。

プロデューサーのDawn Steel(ドーン・スティール)が公開前の1997年12月20日に脳腫瘍のため51歳という若さで亡くなった。クレジットタイトルには「For Dawn(ドーンに捧ぐ)」と記されている。

『I Don’t Want To Wait』

日本では映画の予告CM用の曲としてPaula Cole(ポーラ・コール)の
I Don’t Want To Wait』が使用された。
この曲は映画の中では使用されておらず、サウンドトラックにも収録されていない。
この曲をずっと探していた管理人がこの曲を見つけた時に狂喜乱舞したのは言うまでもない。
アルバム『This Fire』に収録されている。

This Fire

『If God will Send His Angels』

作中でU2の楽曲『If God will Send His Angels』が使用されている。
同曲はアルバム『POP』に収録されているが、映画版(シングル版)とは若干アレンジ・歌詞が異なっている。
エンディングのスキャットの部分の歌詞が異なり、最後には以下の歌詞が加えられている。
A soul,a soul man by your door…
(君のそばに魂の男が…)
映画の内容を想起させる印象的な歌詞である。
※このバージョンは映画のサウンドトラックに収録されている

シティ・オブ・エンジェルズ

ラ・ヴィアン・ローズ

読み : 第17話(エウレカAO)ラ・ヴィアン・ローズ

アニメ「エウレカセブンAO」
第17話『ラ・ヴィアン・ローズ』
(episode:17 Johansson’s book)

第17話『ラ・ヴィアン・ローズ』の由来・元ネタ

フランスのシャンソン歌手・Edith Piaf(エディット・ピアフ)の楽曲『La vie en rose』が元ネタとなっている。
『La vie en rose』は1946年に発表された楽曲で邦題は『ばら色の人生』。
本曲は数々のアーティストがカバーをしている。
一部を紹介すると日本では山下達郎、美空ひばり、沢田研二、小野リサ、手嶌葵、
海外ではルイ・アームストロング、ベット・ミドラー、トニー・ベネット、セリーヌ・ディオン、ドナ・サマー、シンディ・ローパーなどなど。
世代を超えて多くの人に愛されている楽曲なのである。

「エウレカセブンAO」でのタイトル表記は『ラ・ヴィアン・ローズ』となっているが、
「vie en」はそれぞれ別々の語なので正しい表記は『ラ・ヴィ・アン・ローズ』。

エディット・ピアフ

もうひとつの元ネタの可能性

「エウレカセブンAO」のタイトルはこれまでテクノ系の楽曲が多かったので、
もしかしたらDJ Spice Pのトラック『La Vie En Rose』が元ネタ、かも(?)
しかし『La Vie En Rose』と言えばエディット・ピアフ。
どちらの元ネタを信じるかは・・・あなた次第・・・

→ エウレカセブンAO各話タイトル・元ネタ曲まとめ
エウレカセブンAO・各話タイトル元ネタまとめ・1~8話
エウレカセブンAO・各話タイトル元ネタまとめ・9~16話
エウレカセブンAO・各話タイトル元ネタまとめ・17~24話

サンダー・マックイイーン(ハイウェイ・トゥ・ヘル)

読み : サンダー・マックイイーン(ハイウェイ・トゥ・ヘル)

サンダー・マックイイーンはマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』第六部の登場人物。

自殺未遂の常習者で、すぐ自殺しようとする
スタンド名はハイウェイ・トゥ・ヘルで自殺の道連れにしたい相手を同じ状況にしてしまう

サンダー・マックイイーンの由来

名前の由来はイギリスのファッションデザイナー『アレキサンダー・マックイーン』から。

ビョークレディー・ガガなどの顧客がおり、ビョークのアルバム『ホモジェニック』のジャケットの奇抜な衣装も彼のデザインだった。
ホモジェニック
アレキサンダー・マックイーンは2010年に自宅で亡くなっているのが発見される。自殺であったとの発表はされていないが、当時ファッション界で自殺者が多かったことから同様に語られることもある。

皮肉なことに自殺キャラであるサンダー・マックイイーンのモデルが自殺?してしまったということになる。ストーンオーシャンが始まったのは2000年であり、当然アレキサンダー・マックイーンがこのような死を遂げるとは想像もしていなかったであろう。

ハイウェイ・トゥ・ヘルの元ネタ

スタンド名はオーストラリアのハードロックバンドAC/DCのアルバム『Highway to Hell
日本語に訳せば「地獄へのハイウェイ」だが、このアルバム発表の翌年に当時のボーカルだったボン・スコットが急死している。

AC/DCの由来・意味

他のジョジョ関連のネタもぜひどうぞ

\アッカリ-ン/、および\アッカリ~ン/はとあるアニメのキャラクターの効果音。
↓存在感が薄いのでここで紹介しても問題はないだろう。

\アッカリ-ン/(\アッカリ~ン/)の元ネタ・意味

\アッカリ-ン/、または\アッカリ~ン/はアニメ/マンガ『ゆるゆり』の主人公・赤座あかりの効果音として使われる。

赤座あかりは主人公であるにも関わらず影がうすく存在感がないため、あかりの1つ年上の船見結衣があかりに特徴を付けるために考案した効果音が「アッカリ~ン」である。

事の発端はあかりの影の薄さを気にした結衣たちが「☆チキチキ☆あかりちゃんの今後を考えようの会」と題して特徴をそれぞれ考案。結衣は「効果音が全部『アッカリ~ン』」、歳納京子は「おっぱいミサイル」、吉川ちなつが「とうめいにんげん」をそれぞれ考案。

これら全ての特徴を図にしたものが描かれ、その図をAA化したものが以下である。2ちゃんねるの実況版では\アッカリ~ン/のAAがよく使われる

アッカリーン
マンガの試し読みにて確認可能→ゆるゆり試し読み

アニメ版では番組冒頭(アバン)でみんなの\アッカリ-ン/のかけ声であかりが「はーい、ゆるゆりはっじまーるよ~」とタイトルコールをするのだが、第1話は普通にタイトルコールが出来たが第2話以降は回をおうごとにあかりの扱いがひどくなる。

~あかりの不遇さの歴史(第1期)~
第1話:普通に開始
第2話:ピンぼけ
第3話:UFOにピントを持っていかれる
第4話:ピンぼけとUFOをいないことを確認するが「ではゆるゆり・・・」でカメラが切れる
第5話:何も起こらず不安になり、結衣に「あかり、不憫な子・・・」と言われる
第6話:あかりのお面をつけた京子にタイトルコールを奪われる
第7話:「はーい、ゆる・・・」で転倒してカメラに頭を強打
第8話:あかりとちなつが一緒にタイトルコールを言うものの2人の出番がない回のため点線になって消えてしまう
第9話:「ゆるゆりは・・・」で幽霊に手を肩におかれて画面が消える
第10話:出番のないあかり、ちなつ、櫻子、向日葵が点線になって消える
第11話:タイトルコールがなく「あの、今日のタイトルコールは・・・?」とあかりが呟く
第12話:最終回なのに結衣の親戚の女の子まりちゃんがタイトルコールを言う

第2期の『ゆるゆり♪♪』第10話では、タイトルコールであかり、ちなつ、櫻子、向日葵が登場し、第1期の第10話と同じく4人が点線になって消えかけてしまうが、逆再生バージョンの \ン~リカッア/ が流れてみんなの姿が元に戻る。しかし、あかりだけ点線のままというまたもや不遇な対応をされる。

第2期・第11話でもタイムマシンで現在に戻った時に逆再生の \ン~リカッア/が流れた。

第2期の\アッカリ-ン/特集

単行本の表紙でもその存在感の薄さが発揮されている

まーきのっ

読み : マーキノッ

「まーきのっ」とは

「まーきのっ」は、お笑い芸人・おばたのお兄さんによる小栗旬のモノマネフレーズ。

首を傾けて「まーきのっ」というのが基本で、ネタの中では「ま」で終わる言葉に合わせて「◯◯まーきのっ」というパターンもある。

「まーきのっ」の元ネタ

「まーきのっ」というフレーズは、2005年にTBS系列で放送されたドラマ『花より男子』が元ネタ。

このドラマで小栗旬が演じたのが「花沢類」というキャラクターで、「まきの」というのはヒロインの「牧野つくし」のことである。ちなみに小栗旬は主演ではなく、主演は井上真央(牧野つくし役)と松本潤(道明寺司役)である。

花沢類が牧野つくしに呼びかける際の台詞が「まーきのっ」

おばたのお兄さんのモノマネは小栗旬も公認

公認どころか小栗旬自らネタにすることも少なくない。

土佐有輝とのコンビ『マロンマロン』

おばたのお兄さんは、同じく小栗旬のモノマネを持ちネタにしている土佐兄弟の土佐有輝と『マロンマロン』というコンビを組みネタを披露することがある。

二人揃って「まーきのっ」

21世紀の精神正常者たち

読み : ニジュウイッセイキノセイシンセイジョウシャタチ

21世紀の精神正常者たちはモルゴーア・クァルテットのアルバムタイトル
ピンクフロイド、キングクリムゾン、メタリカ等ロックの名曲10曲を弦楽四重奏で演奏している。
クラシックの人達だが、やっていることはプログレッシブ・ロック

21世紀の精神正常者たち

ジャケットデザインの元ネタ

このアルバムのジャケットの元ネタは、キングクリムゾンの名盤『クリムゾン・キングの宮殿
モルゴーア・クァルテットのメンバー四人の顔写真をもとにしたパロディー。

クリムゾン・キングの宮殿

アルバムタイトルの元ネタ

また、アルバムタイトルの『21世紀の精神正常者たち』もやはりキングクリムゾンが元ネタ。
『クリムゾン・キングの宮殿』に収録されている『21世紀のスキッツォイドマン
「スキッツォイドマン」=「分裂病質」=「精神異常者