トーリターニ(大合唱)

読み : トーリターニ(ダイガッショウ)

「トーリターニ(大合唱)」はなんJなどで用いられる阪神タイガース鳥谷敬選手に対する声援
鳥谷選手に対して用いられる他にもサッカーの話題など様々な場面で使用される。

トーリターニ(大合唱)の元ネタ・意味

元ネタとなっているのは2009年のJリーグ大分トリニータサポーターの声援。

この年J1に所属していた大分トリニータは極度の不振に陥っており、とにかく勝てない。敗戦に敗戦を重ね、5月には延長戦廃止以降のJ1での連敗記録を更新する10連敗を喫する。そして迎えて6月28日の鹿島アントラーズ戦。トリニータは先制するもアントラーズに逆転を許して泥沼の12連敗…。さすがにこの弱さに試合後サポーター達も大荒れ。選手たちにキツイ野次を浴びせたのである。

これに対して選手達も「一生懸命やっている」と反論。そのやりとりがテレビで放送されたこともあってコピペ化するなどして人気となった。最初は怒り食っていたサポーターだったが、選手の「次は絶対勝つ!!」という熱い言葉に感動したのか、最後は「トーリニータ!!」と大合唱を始めたのである。この台本でもあったかのような白々しいやりとりに対して「トーリニータ(大合唱)」とすることで揶揄されているのである。ちなみに次の試合も負け、その次も負けて14連敗を記録し、その後J2へと降格している。

もともと「トリニータ」は「トリタニ」と似ていたことから「トーリニータ」を「トーリターニ」と改変し「トーリターニ(大合唱)」とネタにされるようになっていった。
このサポーターとのやりとりの中で登場する「チームがバラバラじゃねえか」や「まとまてるよ」などのフレーズもよくネタにされ、サッカーのみならず弱いチームに対して用いられる。下記のコピペが改変されて用いられることも。

サポ「チームがバラバラじゃねえか」
高松「みんなちゃんとまとまてるよ」
サポ「やる気あんのか!」
上本「次は絶対勝つ」
サポ「その言葉、信じていいんだな」
上本「次は絶対勝つ!」
サポ「トーリニータ(大合唱)」

《こちらのネタもどうぞ》

マンガ・アニメ・音楽・ネット用語・なんJ語・芸名などの元ネタ、由来、意味、語源を解説しています。

Twitter→@tan_e_tan