浅草ジンタ

読み : アサクサジンタ

浅草ジンタはウッドベース、サックス、ユーチュニウム/チューバ、ギター/バンジョー、トランペット、ドラムという編成のロックバンド。ノスタルジックなサウンドを奏で、自らの音楽を日本やアジアの土着的なリズム、自然体の音楽を取り入れたエジャニカ(ASIANICA)と称する。
地元浅草を中心に三遊亭小遊三、桂歌丸、ビートたけし、楳図かずおといった大物とのコラボレーション、グラストンベリーフェスティバルの出演を果たすなど幅広く活動。
日本テレビ系のドラマ『ダンダリン 労働基準監督官』の劇中使用曲を担当し、バンドとして初めて『笑点』への出演も果たしている。

浅草ジンタの由来・意味

浅草ジンタというバンド名は、落語家の三遊亭小遊三が命名。落語芸術協会のテーマ曲を制作したり落語家の祭り「はなし塚まつり」への参加などで三遊亭小遊三とは交流があり、浅草に根付いた名前をお願いしたところ浅草ジンタというバンド名に。

ジンタは明治時代に生まれた楽隊で、「ジンタッタ、ジンタッタ」という独特の三拍子のリズムからジンタと呼ばれるようになったとされている。ジンタは行進曲、ポルカ、ワルツなどを演奏する楽隊で、映画やサーカスなどの客寄せを行っていたが大正時代に衰退。ジンタのスタイルはチンドン屋に受け継がれている。

浅草ジンタになる前はハードマーチングバンド・デスマーチ艦隊というバンド名で活動しており、デスマーチ艦隊とテンタクルーズ交競楽団のメンバーによってマッハマーチジャポニカを結成した後、百怪ノ行列に改名。2004年に三遊亭小遊三の命名によって浅草ジンタを襲名。



「ダンダリン 労働基準監督官」オリジナル・サウンドトラック

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