やばたにえん

読み : ヤバタニエン

「やばたにえん」は、主に女子高生の間で使われる言葉。モデルプレスが発表した2016年の「ギャル流行語トップ10」の7位にランクイン。

やばたにえんの意味・由来

「やばたにえん」は、「やばい」という意味である。「やばい」はもともとは「良くない」という否定的な意味の言葉であるが、「すごい」という肯定的な意味でも使われるようになっている。「やばたにえん」も良い状況の時と悪い状況の時の両方の意味で使われる。

「やばたにえん」の由来は、食品メーカーの永谷園(ながたにえん)。「やばい」と「永谷園」を掛け合わせ、やばたにえんという言葉が生まれた。辛いを意味する「つらたにえん」という使い方もある。

「やばたにえん」の正確な発祥は不明だが、「やばたん」から変化したものという意見がある。「やばたん」は語尾に「○○たん」をつける若者言葉の一種。辛いを意味する「つらたん」と同系列の言葉。

話を「やばたにえん」に戻すと、「やばたん」から「やばたにえん」に変化したのではないかというのがひとつの見解。やばたにえん自体は2013年頃から流行しはじめた言葉だが、2016年の「ギャル流行語トップ10」に選ばれ、2017年、2018年になっても勢いは衰えずネットでも広く使われる言葉になっている。

マンガ『からかい上手の高木さん』の作者である山本崇一朗氏がTwitterに「やばたにえん」をネタにしたイラストを公開。

山本氏が描いた通称「やばたにえんの子」は他の絵師たちの題材として使われ、これをきっかけに「やばたにえん」がさらにTwitter上で拡散。

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