鬼畜こけし
読み : キチクコケシ
「鬼畜こけし」はとあるアニメの登場人物に付けられたあだ名である。
鬼畜こけしは、『きんいろモザイク』の大宮忍のネットでの呼び名
「鬼畜こけし」は4コマ漫画/アニメ『きんいろモザイク』の主人公・大宮忍(おおみやしのぶ)を指す。大宮忍(愛称:しの)はおかっぱの髪型をしたかわいい女の子だが、天然な性格で時折無意識のうちに残忍な言動をとることがある。
天然なので本人に悪気はないのだろうけれど、時折見せる残忍な言動とおかっぱ頭がこけしに似ていることから、鬼畜こけしと呼ばれるようになった。悪意がないからこその鬼畜こけしなのだが…。
ニコニコ動画では、忍が鬼畜な言動をとった時に「鬼畜こけし」とコメントされる。
※「鬼畜(きちく)」は、「残酷で、無慈悲な行いをする者」という意味
作中でも忍はこけしに似ていると揶揄されており、第1話「ふしぎの国の」にて忍の学校に転校してきたアリス・カータレットが忍を探す際に「この人形にそっくりな子です」と言ってこけしを取り出した。以来、忍はこけしに似ているということで定着した。
第1話「ふしぎの国の」ではかんざしの使い方が分からず、必殺仕事人ばりの動きでアリスにかんざしを首にぶっ刺してしまった。まさに鬼畜こけし。
かんざしをぶっ刺すシーンは9分あたりから。アリスがこけしを取り出すシーンは17分25秒あたりから。
こけしとは?
こけしは東北地方の木製の人形玩具で、お土産として販売されている。伝統に則して作られたものを「伝統こけし」、全国の観光地で売られている伝統こけしを模したものを「新型こけし」として区別している。
一口に「伝統こけし」と言っても産地によって系統が異なり、津軽系、、木地山系、肘折系、蔵王系、土湯系、南部系、鳴子系、山形系、作並系、遠刈田系、弥治郎系に分かれている。系統によってそれぞれ特徴が異なり、東北各地で違ったこけしが購入できる。