デニングAの由来・元ネタ

デニングA

「デニングA」はなんJにおいて、スマートフォン向け野球ゲーム『プロ野球スピリッツA』を指す言葉。

『プロ野球スピリッツA』のスレが立てられる際には「デニングA」として立てられることが多い。

「デニングA」は、元ヤクルトスワローズの助っ人外国人選手、ミッチ・デニングからきている。

『プロ野球スピリッツA』は、2015年10月にコナミからリリースされたスマートフォン向けの野球ゲームアプリ。リリース当時、新しい野球ゲームということでなんJでもスレが立ち、とりあえずはガチャを引いてみようというユーザーも多数いた。

しかし、最高レアであるSランクの中で、当時ヤクルトスワローズの助っ人だったデニングの排出率が高く、スレで多くの「デニング」が報告された。

デニングが強キャラであれば問題なかったが、デニングはバレンティンやミレッジの離脱によって5月下旬にBCリーグから緊急補強された助っ人。8月にミレッジが復帰すると登録を抹消されるなど、出場は64試合にとどまり、打率.222、本塁打4本という、とても大活躍とは言えない微妙な成績だったのであり、当然ゲーム内の能力もあまり高くはなかった。

せっかくSランクが排出されたのに微妙な能力のデニング、しかもその排出率が異様に高いということでデニングがネタ扱いされていき、もはやこの『プロスピA』はデニング中心のゲームであるということから、ゲームそのものを『デニングA』と呼ぶようになった。

デニングはプロスピAのリリース後の12月に自由契約となっており、上記の通り出場試合もそれほど多くなく、選手としての印象は正直薄いが、『デニングA』として名前が残っていることで、なんJではある意味有名助っ人外国人選手となっている。

その後も他の微妙なSランク選手の名前を用いて『◯◯A』というスレが立てられることがあるが、結局は『デニングA』に戻ってくる。

他のなんJ語の元ネタもついでにどうぞ