星のカービィ
読み : ホシノカービィ
星のカービィは任天堂から発売されたゲームソフトのシリーズ名およびそのキャラクター名。
開発したのはHAL研究所で販売が任天堂。
1992年に第一作としてゲームボーイ用ソフトが発売され、その後続編やコミック化、アニメ化などがされている。
カービィの由来
カービィという名前の由来には諸説あるが、正確には弁護士の「ジョン・カービィ」から採ったもの。
開発当時任天堂は『ドンキーコング』についてユニバーサル社の『キングコング』と著作権の裁判を行なっていた。そしてその裁判を担当していたのが任天堂の顧問弁護士のジョン・カービィ(John Kirby)さんだったのだ。しかし『星のカービィ』の名前は彼から直接採ったというわけではなく、名称を決める際のいくつかの候補があり、その中に偶然「カービィ」という名前があったという。それが弁護士の「カービィ」と同じだったので面白いということで作品及びキャラクター名にしたらしい。
また、かわいらしい見た目のキャラにかわいい名前を付けるのは普通なので、かわいらしい響きのしない名前を採用したとのこと。
これは宮本茂氏がインタビューで自ら語っている。
カービィになる前
実は『星のカービィ』という名称に決まる前はキャラクター名は『ポポポ』ゲームのタイトルは『ティンクル・ポポ』というものだった。
「星のカービィ」って、当初は任天堂ではなく、HAL研究所からリリースされる予定で、その時は「ティンクルポポ」というタイトルだったんですよ!
ちなみに主人公の名前も勿論カービィではなく「ポポポ」という名前でしたwあ、おはようございます!(〃ω〃)#レトロコンシューマー愛好会 pic.twitter.com/31Cs8hj6WN
— strider@2048 (@GrandMaster2048) 2019年1月7日
結局「ポポポ」ではなく「カービィ」に改名されたわけだが、ゲーム内にはデデデ大王やプププランド、ロロロ&ラララのようにポポポの名残を感じさせる名称がある。
なぜ『ティンクル・ポポポ』じゃなかったのだろうか