言いたいことも言えないこんな世の中じゃ
読み : イイタイコトモイエナイコンナヨノナカジャ
「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ」とは、特に言いたいことはないが、なぜか口に出して言いたくなるフレーズ。下記で詳しく解説するが、「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ」の後に「POISON(ポイズン)」と続く。
言いたいことも言えないこんな世の中じゃの元ネタ
「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ」の元ネタは、1998年に発売された反町隆史のシングル曲『POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜』。フジテレビ系ドラマ『GTO』の主題歌としてヒットした。
タイトルでだいだい察しがつくと思うが、「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ」は、『POISON』のサビのフレーズである。
サブタイトルは「言いたい事も言えないこんな世の中は」だが、サビでは「〜こんな世の中じゃ」と歌っている。これはよく間違えられるところ。
この曲はオリコンで1位をとったわけではないが、ある意味で非常に流行した。
それは、サビの「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ」の後に唐突に入ってくる「POISON(ポイズン)」のせいである。POISONのインパクトが強く、一度聴くと忘れられない。
文字で表現すると、「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ………POISON!」という感じ。まるでドラクエで呪文を唱えるかのような。
直訳すると、「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ………毒!」である。わけがわからないよ。ちなみに、作詞は反町隆史自身が行っている。
「ポイズン!」の部分がウケ、当時、カラオケでよく歌われていた。みな、「ポイズン」を言いたいがためにこの曲を歌っていたといっても過言ではない。
ちなみに、アニメ版『GTO』の前期オープニングテーマは、L’Arc~en~Cielの『Driver’s High』であった。