どけどけババァ
読み : ドケドケババァ
「どけどけババァ」はコラ画像として出回っている画像。
暴走族らしき人物がバットでババァおばさんを殴り倒すというひどい内容。
どけどけババァの元ネタ
「どけどけババァ」の元ネタは高橋幸慈のマンガ『大阪RED あの頃、俺達は・・・』。
「どけどけババァ」と発しているのは暴走族・関西東凶走会の総長・久保健(たけし)で、バイクショップを襲撃してバイクを盗みに行く途中、たまたま通りかかったルンルン気分でバイクに乗っているババァおばさんをバットで殴るという暴挙に出る。あまりの極悪非道な描写が話題となり、コラ画像が作られるようになった。ちなみにこの後おばさんがどうなったのかは描かれていない。
「どけどけババァ」の元ネタは同じ作者のマンガ『押忍!空手部』であるという情報が出回っているが、『押忍!空手部』ではない。正しくは『大阪RED』が元ネタである。『大阪RED』での名義は高橋幸慈で、『押忍!空手部』での名義は高橋幸二になっているが、どちらも同じ作者の作品である。
大阪red 1―あの頃、俺達は…
※『大阪RED』は全2巻のマンガだが、Amazonでも1巻しか売っていないというなかなかレアな作品である
この後、総長の久保は主人公が通う学校の2年生・神風作造にケンカで敗れて総長としての信用を失い、暴力行為はやめて走り一本でいくことを決める。久保の家庭はとても貧しく、父親が酒乱で暴力をふるわれるような劣悪な家庭環境であるためグレてしまったようだ。
最初は「どけどけババァ」と極悪非道な行いをみせていた久保だが、主人公の松山千春と神風を家に誘うなど次第に仲良くなり、3人は走り仲間になる。松山がバイクで事故り輸血が必要になった時は暴風雨が吹き荒れる中、仲間のために血液を取りに行くなどだんだんいい奴になっていく。「どけどけババァ」と発していた極悪非道な久保はどこに行ったのだろう・・・。