ゲスパー

読み : ゲスパー

ゲスパーとは・意味

ゲスパーは、「下衆(ゲス)」と「エスパー」を組み合わせたネット用語。ゲスパーは、他人の行動や発言に対して「裏があるのでは」と邪推を巡らせ、なにかにつけて悪いように勘ぐる、いわゆる「下衆の勘繰り」を意味する。

「エスパー」は【超能力者】を意味する言葉で、「Extrasensory Perception」を略した「ESP」に、「〜する人」を意味する接頭辞「-er」をつけたもの。「勘繰り」は、【物事を悪い方向に考える】という意味。

ゲスパーは、エスパー(超能力者)さながらに他人の心の内を(勝手に)読み取り、下衆(卑しい)な考えで「その行動には何か裏があるのでは?」と邪推する人を揶揄する、または自称する言葉として使われる。

ゲスパー

たとえば、SNSで「旦那が最近家事を手伝ってくれるので助かる」という投稿を見たゲスパーは、「浮気を怪しまれないように家族サービスしているのでは?」と邪推してしまう。他人が自分に対して優しく接してくると、「絶対に何か裏がある」と疑うなど、他人の好意や善意を素直に受け止められない。

SNSやヤフコメなどで、そうした邪推をしたコメントなどをする人をゲスパーと呼ぶ。邪推とわかっていても、つい勘ぐってしまう時は自称として使う。

特に、芸能人や有名人に対して邪推をするゲスパーが多く、募金などの善意の行動を見ると「好感度を上げるためだろ?」「いい人アピールだろ?」とゲスいと勘ぐりをする。ゲスパーをする理由は人それぞれだが、他人に対する嫉妬であったり、世間を斜めに見てしまうのが習慣になっていたり、物事を素直に見れないのがゲスパーの習性。

ゲスパーの由来とは関係ないが、ゲスという名前つながりということで、こちらの記事もどうぞ。

ゲスの極み乙女。の由来
ハマカーンの由来
(浜谷の持ちネタである「下衆の極み」についても解説)

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