眠れない夜もあっただろ

読み : ネムレナイヨルモアッタダロ

眠れない夜もあっただろとは

「眠れない夜もあっただろ」は、Twitter等で流行しているフレーズ。

「そこまで◯◯には眠れない夜もあっただろ」という形で用いられるのが一般的。

他のフレーズと組み合わせた「●●界隈での掛け声一覧」や「掛け声まとめ」「●●を煽るコール」などと呼ばれる改変コピペの一部となっている。

眠れない夜もあっただろの元ネタ

このフレーズは、ボディビル大会での掛け声として実際に使われたという「そこまで絞るには眠れない夜もあっただろ」が元ネタとなっている。

ボディビルの大会では、選手に向かって様々な応援の掛け声が浴びせられることで知られるが、近年は独特な掛け声が増えて話題となっている。

2018年2月25日に放送されたフジテレビ系『ジャンクスポーツ – 怪力アスリート大集合SP』では、ボディビルダーのバズーカ岡田こと岡田隆が出演、ボディビルに関する様々なエピソードを語る中で、大会での掛け声の話題に。

「キレてる」という定番の掛け声はもう古いとし、最近の「新語」を紹介。最初に紹介したのが「大胸筋が歩いてるな」、2つ目が「もうデカい！」、そしてそれに続いて「感動する掛け声」として紹介されたのが「そこまで絞るには眠れない夜もあっただろ」である。

眠れない夜もあっただろ

大会前の減量はとても過酷で厳しいトレーニングを行わなくてはならない、岡田氏はその苦しみがわかるので、この掛け声を聞いて感動したのだという。

その後もテレビでこういった掛け声の特集が組まれたり、2019年にはテレビアニメ『ダンベル何キロ持てる？』の主題歌「お願いマッスル」の歌詞で、ユーモア溢れるボディビルの掛け声に注目が集まり、中でも独特なこのフレーズは人気となっている。

こちらが様々な応援フレーズが登場する「お願いマッスル」

Twitterでの改変コピペ

こうしたボディビルの掛け声のまとめを様々なジャンルに当てはめた改変コピペがTwitterで流行している。

その界隈に精通している人なら面白いが、知らない人には伝わらないものも多い。

様々な改変コールが投稿されているが、前述の岡田隆氏が苦言を呈するようなツイートも。

テンプレが数種類あるようだが、よく使われている応援フレーズの元ネタは以下のもの。

「キレてる、キレてる！」
「デカいよ！」
「大胸筋が歩いてる！」
「仕上がってるよ！」
「肩メロン！」
「肩にちっちゃいジープのってんのかい！！」
「三角チョコパイ！」
「マッチョのインベーダーゲーム！」
「背中に羽が生えてるぞ！」
「背中に鬼が宿ってる！」
「はい！ずどーん！」
「ナイス上腕二頭筋！チョモランマ！」
「マッチョの豊洲市場！」
「なんだ、あのセパレーション！多すぎて数えられない！」
などなど

タネたんの一言
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