◯◯したいだけの人生だった
読み : シタイダケノジンセイダッタ
「◯◯したいだけの人生だった」は、主にTwitterでつぶやかれるフレーズ。
「人生」とあるがそんなに重い感じで使うわけではなく、「◯◯したい」「◯◯したかった」といった軽いニュアンスで使われる。
「◯◯したいだけの人生だった」は、欲望を乗せたつぶやきが大半。
使用例:
早く帰宅したいだけの人生だった
かわいい女の子とデートしたいだけの人生だった
ポッキーゲームしたいだけの人生だった
◯◯したいだけの人生だったの元ネタ
「◯◯したいだけの人生だった」は、マンガ家イラストレーターのノッツさん(@knotscream)が2014年8月1日にTwitterに投稿したイラストが元ネタになっている。後にシリーズとして投稿されることになるが、初出はイラストに添えられた「ゲームをしたいだけの人生だった」というフレーズ。
— ノッツ (@knotscream) 2014年7月31日
花火大会に興味がない腐れ縁の異性の友人と
クーラーの効いた部屋で花火の音を聴きながら
ゲームをしたいだけの人生だった
一枚のシーツに二人分の寝汗を染み込ませながらじっとりと濃密な夏休みを現在進行形で体感している大学生カップルがどこかに居るんだと思うと俺は…俺は…
— ノッツ (@knotscream) 2014年8月1日
このツイート以降、大学生カップルの夏休みを描いた「そんな夏休みを過ごしたいだけの人生だった」シリーズが始まる。
— ノッツ (@knotscream) 2014年8月1日
暴力的な暑さに一緒に起こされながら
もう一度惰眠を貪ることに二人で挑戦する
そんな夏休みを過ごしたいだけの人生だった
— ノッツ (@knotscream) 2014年8月4日
— ノッツ (@knotscream) 2014年8月5日
— ノッツ (@knotscream) 2014年8月15日
— ノッツ (@knotscream) 2014年8月16日
— ノッツ (@knotscream) 2014年8月17日
— ノッツ (@knotscream) 2014年8月18日
— ノッツ (@knotscream) 2014年8月19日
— ノッツ (@knotscream) 2014年8月22日
— ノッツ (@knotscream) 2014年8月30日
— ノッツ (@knotscream) 2014年8月6日
— ノッツ (@knotscream) 2014年8月7日
— ノッツ (@knotscream) 2014年8月10日
— ノッツ (@knotscream) 2014年8月12日
— ノッツ (@knotscream) 2014年8月13日
— ノッツ (@knotscream) 2014年8月14日
内容から察するに、そういう大学生活、そういう人生を体験したかったという願望が込められているように思われる。
「◯◯しだいだけの人生だった」という言葉には、したかったけどできなかったというニュアンスが感じ取れる。
「そんな夏休みを過ごしたいだけの人生だった」シリーズのイラストを見ると、どこか胸の奥の方がチクリとするような切なさを感じるのは私だけではないはず。
そんな夏休み、過ごしてみたかっ…た…。