それな

読み : ソレナ

「それな。」とは、共感や同意を示すときに使われる言葉である。「そうだな」「確かに」「その通り」といった意味で解釈するとわかりやすい。主に親しい間柄で使う言葉。大学生など、主に若い世代の間で使われる。

たとえば、「◯◯って何がいいかわからんよな」「それな。全然おもしろくないし」といった感じで使う。「それな。」はタメ口であるため、年上に使うのは失礼。

それな。の使用例

A君「午後の講義だりぃ〜」
B君「それな。あの講義眠いよな」

Aさん「あいつマジむかつく〜」
Bさん「それな。絶対調子乗ってるよな」

A君「働きたくないでござる〜」
B君「それな。働いたら負けってな」

Aさん「どっかにイケメンいないかな〜」
Bさん「それな。いい男いないよねえ」

それな。の起源

「それな。」の起源については、以下の3つが考えられる

1:指示代名詞の「其れ(それ)」に関西弁でよく使われる語尾の「な」を足した言葉
2:「それはな」を略した言葉
3:「それ、なるほど」を略した言葉

1と2の場合、関西弁の語尾「な」を使っているのが特徴として挙げられる。ただ、1と2では少し意味が異なる。

1の「其れ」+「な」は、よく使われる「それな。」の意味と同じで、共感や同意を表す。

2の「それはな」は説明する際に使う言葉。たとえば、「それはな、◯◯なんだよ」といったような使い方がある。

3の「それ、なるほど」を略した言葉であるという説は、「納得」の意味合いが強い。

こうして比べてみると、同じ「それな。」でも起源によって意味が異なることがわかる。

では、最近よく使われる「それな。」の意味はどれに近いかというと、1の「其れ」+「な」だろう。「それな。」は主に関西で使われる言葉で、「自分もそう思う」「そうそう、そういうこと」という意味が含まれる。

それな。の使い方に注意

ダウンタウンの松本人志が『ワイドナショー』にて、「それな。」について以下のように発言している。

松本人志:
俺は一生懸命考えてツイートした言葉に『それな』って。すっげぇ腹立つよ!

「それな。」と発した本人は共感や同意のつもりで使っても、言われたほうは不快に感じることがある。それといのも、「それな。」は上から目線で捉えられかねない表現であるため、あまり親しくない間柄で使うと相手を怒らせてしまうかもしれない。

「それな。」は、いまいち意味が共有されていないという問題がある。本来、「それな。」は軽い同意のニュアンスで使う言葉だが、人によっては上から目線で言われていると感じることだろう。

また、「それな。」は使う場面によっても微妙に印象が違ってくる。松ちゃんが指摘したように、Twitter上で「それな。」と軽い気持ちで使うと相手を不快にしかねない。友達以外の人に同意を示すなら、「そう思います」とか「そうですよね」を使ったほうがよいだろう。